通常ストーリー

通常ストーリー

第2話 星の力

星々の間を縫うように、シュテルさんと私を乗せた流れ星が夜空を滑っていく…―。 地面に足が着くと、私は瞬きも忘れてシュテルさんの瞳を見つめた。 (私、流れ星に乗ったの?ムーンロードで初めて空を渡った時も驚いたけど、流れ星に乗るなんて……) シ...
通常ストーリー

第1話 星降る夜に

流星の国・メテオベール 宙の月…―。 流れ星がキラキラと降り注ぐ夜…―。 ??「君は……?」 指輪を解放すると現れたのは、星の光を一身に集めたかのように光り輝く王子様だった。 (なんて綺麗な人……) 星屑を溶かしたような白銀色の髪と、星空を...
通常ストーリー

【夢100】シュテル ストーリー

覚醒前 第1話 星降る夜に 第2話 星の力 第3話 ひと時を永遠に 第4話 胸の奥にあるもの 第5話 シュテルの決意 第6話 優しい人 太陽覚醒 太陽7話 願いの行方 太陽8話 星の力 太陽9話 請願と告白 太陽最終話 確かなもの 太陽SS...
通常ストーリー

月SS 欲望のままに

○○を探しに、街へとやってきた俺は…… グラッド「どこ行った……?」 ――――― グラッド「何だかよくわからないけど、パンを見た瞬間、ドキドキして……。 それなのに食べられないって思ったら、苛々して……。 こんなのは初めてだし、こんなふうに...
通常ストーリー

月最終話 暴食の果てに

街中でパンを配っていた私は、突然現れたグラッドくんに手を引かれ、城の一角にある彼の部屋へと強引に連れ込まれた。 ○○「あ、あの、グラッドく…ー」 グラッド「他の奴にあげていいなんて言ってない。そのパンは、俺のだ」 ○○「で、でも……」 グラ...
通常ストーリー

月5話 グラッドの怒り

グラッドくんが走り去ってしまった後…ー。 私は彼のために作った大量のパンを持って、街へとやってきた。 ○○「よかったらどうぞ。焼きたてのパンです」 街の人1「まあ、美味しそう!どうもありがとう」 こども1「僕にもちょうだーい!」 こども2「...
通常ストーリー

太陽SS 一番食べたいもの

○○を呼び出した俺は、待ちながら空を見上げた。 いつも空を覆っている、あの灰色の雲…―。 (雲は……食べられないからな……) そんなことを考えたら、思い切り腹が鳴った。 グラッド「腹……減った……こんなに腹減ってるの……初めてだ。○○が作っ...
通常ストーリー

太陽最終話 初めての味

グラッド「……さっき、混乱してた。ごめん。 ちゃんと話がしたくて呼び出した」 薄暗い街の一角で、グラッドくんは真剣な表情を見せる。 厚い雲に覆われた空では、悲しげな鳥の鳴き声が遠く聞こえていた。 グラッド「俺……やっぱりよくわからないんだ。...
通常ストーリー

太陽5話 グラッドからの呼び出し

ー---- グラッド「何だかよくわからないけど、パンを見た瞬間、ドキドキして……。 それなのに食べられないって思ったら、苛々して……。 こんなのは初めてだし、こんなふうに食い物のことを考えたのも初めてだ……!」 ー---- 走り去ってしまっ...
通常ストーリー

第4話 初めての……

城の調理場で、料理を始めてからしばらくの後…-。 グラッド「おお……」 こんがりと焼き上がった手製のパンを前に、グラッドくんは目を輝かせた。 グラッド「パンの匂いだったのか」 ○○「うん。ちょっと作り過ぎだったかもしれないけど……それに、形...