通常ストーリー

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月SS 言葉の力

短距離走の世界記録へ挑戦した、その翌日…ー。 オレは珍しく、何もない穏やかな休息の時を○○と共に過ごしていた。 ヴィオ「こうしてゆっくりするのは、随分久しぶりだな」 全身をだらりとソファにー預けながら部屋の窓から青空を眺める。 ○○「ずっと...
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月最終話 元気の充電

翌日…ー。 太陽はまぶしく輝き、暖かな陽射しを国に降り注いでいる。 ヴィオ「これからも一緒に、この国で燃え上がろうぜ!!」 (一番にはなれなかったけど…ヴィオさんの思いは皆に届いたよね) ヴィオさんの部屋で彼と一緒に過ごしながら、私は昨日の...
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月7話 伝わる思い

それから数日…ー。 一時は悔しさに険しい顔をしていたものの、 ヴィオさんはすぐに立ち直って彼らしく前向きに、来るべき日に向けて調整を行っていた。 ヴィオ「よし、快晴吉日!今日こそは頑張るぞ!」 体調も万全の状態で、ヴィオさんがウォーミングア...
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月6話 挑戦の延期

熱気で盛り上がりを見せる会場とは裏腹に、私の胸にはじっとりしとした不安が広がる…ー。 ヴィオ「だ、大丈夫だ、大したことない!騒ぎ立てないでくれ。このまま挑戦は続ける」 (ヴィオさん…) ヴィオ「本当に、全然大丈夫なんだ」 我慢ももちろん、ヴ...
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太陽SS 新しい感動

ついに迎えた短距離走の世界記録挑戦の日…―。 ○○からの激励に応えたオレは、グラウンドの隅で、本番に向けての精神統一に入っていた。 観客達の期待の目と、男の子とした約束がプレッシャーとなって伸しかかる。 その上、思わぬ怪我をしてしまった足…...
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太陽最終話 勝利の女神

張り詰めた空気が、場内に満ち満ちている…―。 向かうゴールへ鋭い視線を走らせて、ヴィオさんが集中力を高めている。 (ヴィオさん……!) やがて、スタートのピストルが鳴った瞬間、ヴィオさんは風のように駆け出した。 観衆1「ヴィオ王子―っ!!」...
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太陽7話 約束の拳

競技を前にして、活気づくレコルドの街の中…―。 ヴィオ「いや、今日でなきゃ駄目だ。今日でないと……意味がない。 ○○は、観客席であの男の子と一緒に見ててくれ。 いいな?」 ヴィオさんに言われた通り、彼の短距離走を例の男の子と一緒に見るため、...
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太陽6話 挑戦の決行

シューズの中に入っていた画鋲で足を怪我したヴィオさんは、簡単に手当てを受けた後、すぐにウォーミングアップを始めていた。 (いくら画鋲でも、血を滲んでいたし……) (それに……) さきほど手当てをした時、ヴィオさんの足がかすかに震えていた。 ...
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第5話 夢を生み続けるために

男の子「……じゃあ、王子やめてよ」 ○○「っ……!」 ヴィオさんに向かい、男の子が言い放った言葉で、その場はざわめき騒然となった。 ヴィオ「……ああ、わかったよ」 男の子「っ……」 (え……ヴィオさん……?) ヴィオ「オマエの言う通りにしよ...
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第4話 次の挑戦

ヴィオさんが挑戦したパンツ重ね履き数の世界記録は、とうとう達成することなく終わってしまった…―。 ヴィオ「そんな……くそっ!」 ヴィオさんが、悔しさに顔を歪めて地面へ拳を叩きつける。 (ヴィオさん……) 声をかけたくて駆け寄ろうとした、その...