通常ストーリー

通常ストーリー

月最終話 宵闇の中で、輝く想い

エドモントさんは私を抱き抱えたまま、城まで戻った。ベッドに私を下ろして、私の様子をくまなく確認し始める。エドモント「あそこで何をされたか教えて」○○「……閉じ込められていただけです」エドモント「でも、男達がいたよね。スラムの……男達が。何を...
通常ストーリー

月9話 危機と、怒りに染まる瞳

その後…―。私は、スラムのどこかの小屋へ押し込まれてしまった。(エドモントさんに、伝えないと)ー----エドモント「元はと言えば、俺達王族があそこをあんな風にしてしまったのに…―」ー----(王族が身勝手だって、あんなに責任を感じているのに...
通常ストーリー

月8話 彼の胸中と、渦巻く陰謀

すがりつく男の子を前に、エドモントさんは黙り込んでしまった。難しい顔をして、何か考え込んでいるようだ。男の子「エドモント王子様……お願い……うっ、ひっく……僕のおかあさん以外にも、同じ病気の人、たくさんいるんだ。みんな苦しんで……だからお願...
通常ストーリー

月7話 冷たい眼差しと、違和感

スラムの男の子のことを伝えると、エドモントさんの表情がさっと変わった。けれどすぐに、いつもの表情に戻って……エドモント「君は本当に、彼らのことをいつも気にかけて……。最初からそうだっだよね。この国へ来てすぐに、スラムの人達と関わっていた。君...
通常ストーリー

太陽SS 我慢できない想い

スラム街での演説が大成功を収めた後…―。〇〇「っ……エドモント、さん?」俺は〇〇をひと気のない路地裏へと引っ張り込んでいた。エドモント「スラムにも、いい場所があったようだね。ここなら、誰にも見られない……」(それに何より……もう、城に戻るま...
通常ストーリー

太陽最終話 宣言、そして……

決意を固めた、その翌日…-。エドモントさんは、城の従者を率いてスラムへ来ていた。(エドモントさん、がんばって)スラムの人達が集められるものの、何が起こるのか知らされていない彼らは、皆一様に不安そうだった。すると、エドモントさんが手を高らかに...
通常ストーリー

太陽9話 口づけと、決意

大臣と、見たことのない商人風の男の密談に、青ざめた。(どうしよう……エドモントさんに知らせる?ううん、それとも……)○○「っ……!?」あまりに動揺していたせいで、背中をどこかにぶつけ、声を上げそうになった時……??「静かに」後ろから抱きしめ...
通常ストーリー

太陽8話 過去と、揺れる心

エドモントさんが、悲しげに目を伏せる…-。(私が話に割って入るのも、あまりよくないだろうし……どうしよう)所在なく視線を泳がせていると、ふと、台所にある茶葉が目についた。男の子に了承を得て、紅茶を淹れようと思いつく。(少しでも場が和んでくれ...
通常ストーリー

太陽7話 きっかけと、惑い

私の話を聞いたエドモントさんは、ひどく驚いた顔をしていた。けれどすぐにいつもの調子に戻り、意を決した表情で口を開いた。エドモント「……行こう」男の子の家へ向かう道中、エドモントさんは驚いた理由について話してくれた。昔、街に来ていた時によくし...
通常ストーリー

第6話 来訪者と、事件の始まり

エドモント「もう、スラムの話はやめよう」エドモント「それに、あの場所は視察の結果、取り壊すことが決まったんだ」◯◯「ま、待ってください......」エドモント「これは決まったことだから。あそこは……危険なんだ」まるで意地になったように強く言...