通常ストーリー

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第4話 演舞の特訓

カノエさんから活気溢れる九曜の街を案内してもらってから数日後…―。 (カノエンはどこだろう) 城に行くといつも会えていたのに、今日は彼の姿がどこにも見えず、私は廊下で従者の人に声をかけた。 従者「カノエ様でしたら、おそらく練習をしておられる...
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第3話 王子の務め

カノエさんが九曜の街を案内してくれると約束してくれた翌日…―。 九曜の街は今日も晴天の下、太陽の光を屋根瓦が弾いてまぶしいくらいに輝いている。 その日差しに何度目か目を細めながら、私はカノエさんが案内する街並みを眺めてまわった。 (さっきか...
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第2話 よい時期に……

カノエさんと城に辿りつくまでの間、たくさんの人達から明るい声をかけられた。 (最初は近寄りがたい雰囲気だなって思ってたけど……皆から慕われてるんだ) 街の人達とやり取りをするカノエさんの様子を見て、私は、硬い表情の向こうにある彼の人柄を思っ...
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第1話 響く一喝

こよみの国・九曜…―。 奏の月を目前にした頃、目覚めさせた王子に招待されてやってきた九曜の街は、瓦屋根が美しく並び、しっとりと情緒を感じられるところだった。 (空気が澄んでいるのかな……屋根瓦の黒さが締まって見える) (それに、雪が降っても...
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【夢100】カノエ ストーリー

覚醒前 第1話 響く一喝 第2話 よい時期に…… 第3話 王子の務め 第4話 演舞の特訓 第5話 トラブル発生 太陽覚醒 太陽6話 自宅でも…… 太陽7話 祭りと年越しと…… 太陽最終話 冷めない熱 太陽SS 繋がる想い 月覚醒 月6話 非...
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月SS 僕の大事な人

海岸で〇〇と会うようになってから、数日…-。 サラサ「……こっちへ来て」 僕は、隣にいる〇〇に手招きをする。 そうして、彼女が海面に顔を近づけた時…-。 〇〇「!!」 (柔らかい……それに) (とっても、温かい) 〇〇から、唇をゆっくりと離...
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月最終話 人魚のキス

翌日…ー。 私はまた海岸を訪れていた。 (こうして毎日、サラサくんと会えたら幸せだな……) そう感じながら、穏やかで美しい海を見つめる。 サラサくんのことを思いながら、いつもの場所へと足を運ぶと…… 〇〇「あれ……?」 いつもは私より先に来...
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月7話 人間の体

それから私達は、毎日のように海辺で朝から晩まで、ふたりのおしゃべりを楽しんでいた。 サラサ「また……あっという間に時間が過ぎちゃったね。 明日も、会えるよね?」 〇〇「うん」 そして今日もまた、私はサラサくんと楽しい時間を過ごしている。 だ...
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月6話 明日も会える?

サラサくんに触れられて、ひんやりとした感触が伝わってくる。 突然の出来事に驚いて目を丸くしていると、サラサくんが悲しげに眉尻を下げた。 サラサ「実は……人間に触れたら駄目だって聞いてたんだ」 〇〇「そ、そうなの?……でも、大丈夫みたいだね」...
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太陽SS 人魚の恋

サラサ「そうだ……海底の魔女がいる……」 〇〇「海底の魔女って?」 サラサ「〇〇。僕は……僕は、〇〇と一緒に……」 (ここが、海底の魔女の……) 暗い海の底にある建物へとやってきた僕は、部屋の中を見渡す。 すると…… ??「……誰だ」 サラ...