通常ストーリー

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月SS 後悔

反乱軍の領主の元へ向かう途中、何者かによる奇襲を受けた後…-。 俺は弓矢で撃たれ意識を失った〇〇を、急ぎ城へと連れ帰った。 雷「……容体は?」 手当てが終わったとの知らせを受けた後、俺は〇〇の部屋を訪れ…… 未だ苦しげな表情を浮かべ眠り続け...
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月最終話 結末

反乱軍の領主のもとへ向かう途中、私は弓矢に撃たれ倒れてしまった。 あれから数日が経ち、今は…… 雷「今日の具合はどうだ」 〇〇「もうほとんど痛みも感じなくなりました」 雷さんに背中を支えられ、ゆっくりと体を起こす。 傷を負ってすぐに私は適切...
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月7話 怪我

裏切った家臣について教えてくれると言った雷さんは、ひとつ、深く息を吐いた。 雷「今回我々を裏切り、反乱を起こしたあの男は……。 実は、父上の腹心でもあった男だ。 それに俺も、あの男のことを、幼い頃からとても慕っていた」 〇〇「そんな……」 ...
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月6話 好機

反乱軍領主が病に倒れているとの報せを受け、雷さんは顔色を変えた。 (雷さん……何を考えているの?) いつもよりも数段、表情を険しくさせる彼に、不安が募る。 雷「たたくなら今しかない」 〇〇「え……?」 雷「たたくなら今だと言ったのだ。 合戦...
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太陽SS 誓い

反乱軍領主の見舞いと話し合いを終えた帰り道、俺と〇〇は平原へ立ち寄った。 (いい風だ……) 難航するであろうと踏んでいた和平交渉は成功を収め、俺は清々しい気持ちのまま平原を吹き抜ける風に身を任せる。 〇〇「本当によかったですね」 雷「ああ…...
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太陽最終話 強さ

そして、反乱軍領主を見舞う日がやってきた。 (緊張する……) 張り詰めた空気の中、雷さんと並んで私は領主のお見舞いに連れだっていた。 けれど、領主の部屋に入った途端…。 ○○「っ……!?」 雷「……」 すぐに引き抜けるよう刀に手をかけた護衛...
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太陽7話 胸中

雷「ここまで関わらせてしまったからには、話しておきたい……。 いや、聞いてほしいことがある」 敵に薬を送ると言い出した雷さんは、改めて私に向き直った。 ○○「……はい」 雷「皆、下がれ」 家臣の方達を下がらせた後、雷さんはひとつ大きくため息...
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太陽6話 助力

反乱を引き起こした謀反者の男が、重病だとの報せが入った。 雷さんは報告を受け、考え込んでいたけれど…… 雷「あの男が、病、か……」 ぽつりと、雷さんは悲しむように言葉をこぼして顔を上げた。 雷「……薬を用意しろ」 雷さんの言葉に、家臣の方達...
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第5話 報せ

出国途中に襲われてしまい、また城へ逆戻りとなった。 (一体、何が起こっているんだろう・・・・・・) 城に戻ってすぐに、他の領主が反乱軍に襲われたとの報せが入り、 雷さんは飛び出して行ってしまっていた。 (雷さんは、大丈夫なのかな) 無事であ...
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第4話 急襲

一晩中、私のそばで雷さんは見張ってくれていた。 (・・・・・・なんだか緊張して、あまり眠れなかった) 雷「起きたか」 ごそごそと布団の中で起き上がると、雷さんがこちらを振り返った。 朝日に照らされた顔は、ほぼ眠っていないというのに疲れすら見...