通常ストーリー

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第3話 城の噂

賑やかなシンヴァの街に入るなり、目覚めたばかりのレオニーを人々が囲んだ。 レオニー「……くそう……勇気さえあれば……」 その中で、彼の小さなつぶやきが、私だけに届いたのだけど…-。 そんなことは露知れず、人々はレオニーを囲んで、噂話を始める...
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第2話 シンヴァの街

茜差す丘で、レオニーが眠りから目覚めた後…-。 彼のおどおどした態度が少し気になるものの、私達はシンヴァの街へ向かうことになった。 街は夕暮れ時のせいか、仕事や学校帰りの人々で賑わっていた。 レオニー「……ん?」 その時、レオニーが目をつむ...
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第1話 挙動不審な王子様

虹の国・オズ 輝の月…-。 夕陽の輝く丘の上で、目覚めたばかりの王子が目をこすっている。 レオニー「うぅ…………」 〇〇「大丈夫ですか? あなたの名前は……」 レオニー「っ……!?」 一瞬肩を震わせて、どこか自信なくこちらを盗み見たかと思え...
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【夢100】レオニー ストーリー

覚醒前 第1話 挙動不審な王子様 第2話 シンヴァの街 第3話 城の噂 第4話 失くした勇気 第5話 不気味な人形兵 太陽覚醒 太陽6話 城の暗がりで 太陽7話 勇気さえあれば 太陽最終話 芽生えた勇気 太陽SS 最大級の勇気 月覚醒 月6...
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月SS 抗えぬ想い

月が輝く夜、私は中庭で剣術の稽古に勤しんだ。 誰もいない中庭で、剣を振るう音が辺りに響く…-。 ジーク「……!」 一心不乱に剣を振るっていたせいか、気がつくと首筋に一筋汗が流れていた。 懐中時計を見ると、剣を振るってからすでに数時間も経って...
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月最終話 強い願い

ソファーに腰かけ、夕焼けに染められていく空を眺める。 ――――― ジーク『これ以上、あなたに触れると……たとえあなたの気持ちを無視しても。 昨日のように抱きしめて、そしてこの腕の中から二度と離したくないと思ってしまう。 なので……しばらく、...
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月7話 交わらない視線

小鳥のさえずりが朝の空気をふるわせている。 大会の熱も冷めやらぬまま、美しい朝を迎えた。 ノックの音と共に、ジークさんが現れる。 ジーク「おはようございます。プリンセス」 〇〇「ジークさん……」 ――――― ジーク『私はあなたを……。 一人...
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月6話 一人の男としてあなたに……

割れんばかりの歓声が、私とジークさんを包んでいる。 その中でも、私にジークさんが紡ぐ言葉がはっきりと聞こえてきた。 ジーク「私はあなたを……。 一人の男として、お慕いしている」 〇〇「……!」 ジーク「私のプリンセス……」 熱い瞳が、私を見...
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太陽SS 騎士である前に

中庭に白亜のテーブルセットを用意し、私はプリンセスをティータイムに誘う。 すべては姫に喜んでもらうため、姫の笑顔を見るために。 そう思っていたが…-。 ミントティーを飲みながら朗らかな時間を過ごしていると、突然、姫の手が私の手に触れた。 手...
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太陽最終話 騎士以上に……

空は晴れ渡り、柔らかな風がカーテンを揺らす…-。 (ジークさんを、好きになってしまった……) (でも、ジークさんは、騎士として私の傍にいることを望んでいる) 紅茶から立ち上る爽やかな香りが、私の心を落ち着かせてくれる。 私は今まで、ジークさ...