通常ストーリー

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月SS あの時以上の勇気

オレが留守にしている間に、幽霊が住み着いてしまったという城に、○○と一緒に戻ってくると…―。 (なんだよあれ、なんだよあれ、なんだよあれ……!!) 城の一室で不気味な人形兵に襲われたオレは、無我夢中で逃げ出した後、気づいた時には中庭にいた。...
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月最終話 もらった気持ち

城の中に戻ると、辺りはしんとした静けさが広がっていた。 しかしその時、蝶番が軋むような奇妙な音がどこからか響いてきた。 〇〇「城の奥の方からみたい……」 レオニーが先頭に立ち、私の手を握ってくれる。 こうしてしばらく灯りの乏しい回廊の中を進...
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月7話 勇気をわけて

得体の知れない鳥の鳴き声が響くなか、夜の庭を走り私はレオニーの元へ駆け寄った。 なんとか人形兵を追い払ったはいいけれど、レオニーはすっかり怯えている。 レオニー「うう……も、もう大丈夫なのか? アイツらどこかに消えちまったのか?」 〇〇「う...
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月6話 夜の中庭で

いつの間にか、シンヴァの城はすっかり夜に包まれていた…-。 どこか恐ろしい気配のする城の中を駆け巡り、私はレオニーの姿を探す。 〇〇「レオニー! どこにいるの!?」 しかし彼の返事はなく、長い回廊には私の声が響くばかり。 (レオニー、大丈夫...
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太陽SS 最大級の勇気

――――― レオニー『○○は絶対に守る……! 勇気はなくたって、弱くたって、この城も、街の人達だって……オレが必ず守るんだ!!』 ――――― あれから、数日…… レオニー「やばい……足がガクガクする」 走り込みを終えたオレは、中庭にあるベン...
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太陽最終話 芽生えた勇気

薄気味悪い夜が、私達の叫び声を簡単にかき消す。 人形兵が手を振り上げるのを見て、私の体は勝手に動いていた。 ○○「痛っ……」 レオニー「○○っ!?そんな……どうして!」 ○○「……だ、大丈夫……かすり傷だから……」 人形兵の攻撃から彼を救う...
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太陽7話 勇気さえあれば

薄暗い城の回廊は、どこか物悲しい雰囲気を漂わせていた…―。 その中で、姿を消したレオニーをようやく見つけて、私は彼に駆け寄った。 ○○「レオニー、大丈夫……?いきなりいなくなるから心配したんだよ」 けれどレオニーはすっかり萎縮してしまったの...
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太陽6話 城の暗がりで

謎の人形兵に襲われて、暗い小部屋からなんとか脱出したけれど…―。 先に逃げ出してしまったレオニーの姿は一向に見つからなかった。 ○○「レオニー!どこにいるの?」 城の中を探すうちに、いつの間にか空には夜の帳が落ちてしまった。 薄暗い城の回廊...
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第5話 不気味な人形兵

暗くなり始めた城の中を、音がした方へ向かって走り出す…… レオニー「ま……待て! オレを一人にすんじゃねえーっ!!」 レオニーは鬼気迫った表情で、私の後を追いかけてきた。 〇〇「レオニー、どうして追いかけてきたの?」 レオニー「どうしたも何...
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第4話 失くした勇気

城下町を抜けて、城に着く頃には、すでに夜が始まろうとしていた。 しかしかろうじて空にはまだ太陽の名残りがある。 レオニー「だ、大丈夫だよな!? 何もいないよな?」 〇〇「う、うん……」 先ほどからレオニーは、ずっと私の傍を離れようとしない。...