通常ストーリー

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太陽SS 告白

昼下がりの太陽が地面に木漏れ日を作っている…―。 ○○「ハクさん……すごいですね」 その地面に倒れている盗賊を見て、○○が呟いた。 突如として現れた盗賊を全員倒したことを確認し、俺は息をつく。 ハク「……そうか?」 (これでも一国の王子なの...
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太陽最終話 愛の目覚め

森の木々達が不安そうにざわめいている…ー。 盗賊「今日は逃げられねぇぜ。観念しな」 男達は、不敵な笑みを浮かべながら私達に近寄って来る。 盗賊「街の噂で聞いたぜ。今、城にトロイメアのお姫様が来てるって。 あんたが、そうだろ? ちょうどいい。...
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太陽7話 熱を帯びる心

ハクさんの笑顔に、私の胸が大きな音を立てる…ー。 ハク「お前といると不思議だ……いろいろな発見がある。 本には書かれていないことを知ることができる」 ○○「え……?」 ハクさんは、真っ直ぐに私を見つめている。 ハク「この気持ちが……楽しい、...
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太陽6話 柔らかな……

ハクさんに抱きかかえられ、城に戻ると…… ハク「……」 ハクさんは、丁寧に私のひざを消毒し、包帯を巻いてくれた。 (あ……) 昨日出会った、怪我をしたうさぎがぴょこぴょこと私のところへやってくる。 (……あなたも、ハクさんに手当てしてもらっ...
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第5話 鼓動

森は今日も静寂に包まれている。 穏やかな木漏れ日が揺れる中、私はハクさんに借りた本を読んでいた。 (……難しい) ハクさんの方をちらりと見ると、静かに本を読みふけっていた。 (……出会った時も、こうして本を読んでた) (あの時は、ずっと気づ...
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第4話 確かな笑顔

ハクさんと城へと戻った後…ー。 ハクさんの部屋で、うさぎの手当てをすることになった。 (すごい、本がたくさん……) まるで図書館みたいなハクさんの部屋に、書物の香りが微かに漂っている。 ハク「これでいいだろう」 ハクさんは、慣れた手つきでう...
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第3話 ひと時の微笑み

穏やかな昼下がり…ー。 穏やかな風が時折、ハクさんの薄茶色の長い髪を揺らしている…ー。 風の音が際立つほどに静かなまま、アフタヌーンティーは続いていた。 ハク「……」 ○○「……」 (会話が止まってしまう……) お互いが好きな本についての話...
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第2話 綺麗な人形

静まり返る森の中を、ハクさんと二人で歩く…… ハク「……」 身長の高いハクさんの歩幅は大きく、私はついていくことに精一杯になっていた。 その時…ー。 ○○「あ……」 前方に茨が絡み合って、行く手を阻んでいるのが見えた。 (これじゃ、通れない...
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第1話 静寂の中……

太陽の光が森に穏やかに降り注ぎ、柔らかな空気に包まれる。 ハク王子の国・リヴァエルから招待を受け、私は城へと続く森の道を歩いていた。 (静かな森……) 耳を澄ますと、時折吹く風に葉を揺らす、木々のざわめきだけが聞こえてくる。 森を進んでいく...
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【夢100】ハク ストーリー

覚醒前 第1話 静寂の中…… 第2話 綺麗な人形 第3話 ひと時の微笑み 第4話 確かな笑顔 第5話 鼓動 太陽覚醒 太陽6話 柔らかな…… 太陽7話 熱を帯びる心 太陽最終話 愛の目覚め 太陽SS 告白 月覚醒 月6話 変化 月7話 秘め...