通常ストーリー

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第4話 素顔の彼

窓の外で鐘が鳴る。イラ「……本当にごめんね」その音が合図になったように、イラさんが重い口を開いた。イラ「僕の中には、いつも憤怒の炎が渦巻いているんだ。 自分が恐ろしいよ……。 だから、キミが恐ろしいと思うのも無理はない」イラさんは、そう言っ...
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第3話 憤怒の情

静まり返った室内で、窓を揺らす風の音がひどく大きく聞こえる…-。イラ「ナイフと針はまだですか? 私はあまり気の長い方ではないのですよ」イラさんの冷たい微笑みが場を支配し、皆一様に凍ったように動けずにいる。(イラさん……?)イラ「おや、護衛の...
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第2話 3度目のイラ様

霧が立ちこめる街に、鳥の鳴き声がこだましている…-。〇〇「あの高い塔は何ですか? すごく綺麗ですね」周囲の大勢のおつきの方に囲まれてイラさんに街を案内してもらっていると、一番高い塔を見つけた。イラ「……ああ、あれか。 あれは……学校みたいな...
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第1話 穏やかな昼下がり

罪過の国・ヴォタリア 奏の月…-。冷たい空気が窓を白く染める、霧深い昼下がり…-。イラ「ようこそ、〇〇さん!」私は、イラ王子に招かれて、罪過の国・ヴォタリアを訪れていた。イラ「罪過の国なんて怖い名前だから、来るの怖かったでしょ?」〇〇「いえ...
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【夢100】イラ ストーリー

覚醒前第1話 穏やかな昼下がり第2話 3度目のイラ様第3話 憤怒の情第4話 素顔の彼太陽覚醒太陽5話 目隠し太陽最終話 目隠しの奥に太陽SS 消えないように月覚醒月5話 イラの怒り月最終話 繋いだ手月SS 君を守る
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月SS 可愛いがいっぱい

万里「○○ちゃんに、話してしまった」お気に入りのぱんだちゃんのぬいぐるみに話しかけると、少し気持ちが落ち着く。男たるもの、男らしくあれ…―。祖父の教えが、いつも私の頭の中でこだましていた。(世間のイメージを崩さないように、いつも凛々しくいな...
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月最終話 カワイイ人

〇〇『万里くんのいろんな魅力を知ってもらったら、もっと幅広いお仕事にも挑戦できる気がします」万里『新しい仕事……?』万里くんの趣味も、新たな仕事に繋がる可能性があるかもしれない……二人でそう話した翌日…-。万里くんは、私を再びスタジオへと誘...
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月5話 意外な好み

万里『実は私、可愛いキャラクターグッズとか、あと少女マンガとかが大好きで……』〇〇「こんなにかっこいい万里くんが、可愛い物を好きなんて……。 素敵なギャップですね」万里「〇〇……ちゃん」万里くんが、私の言葉に安心したように表情を緩める。彼は...
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太陽SS アナタだけに…

(ついに言ってしまった……)隠し続けた自分の趣向を、ついに告白してしまった。気恥ずかしくなり、目の前にいる○○ちゃんを直視することができない。(きっとイメージと違うと、幻滅しただろう……)平然を装おうとしても、頬が熱くなっていくのがわかる。...
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太陽最終話 二人だけの秘密

万里『ファンや観客達が抱くイメージを壊すことだけは、絶対にできません……』万里『それでも私は、アクション俳優として、観客の夢を壊さない自分でありたいのです』心からの言葉に、胸に熱いものが込み上げる。万里「だから、〇〇ちゃん?」〇〇「あ……」...