通常ストーリー

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第3話 長寿

あまりに煌牙様が愛らしくて、怒らせてしまった、その後…━。 (これを持って部屋に行けば、すぐに機嫌を直してもらえるって教えてもらったけど……) 手にした盆の上には、つぶあんたっぷりの大福が載っている。 荘厳な造りの廊下を、美しく整えられた庭...
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第2話 可愛らしくて

煌牙様と一緒に輿に乗り、しばらく揺られていると、やがて輿が止まった。 (ついたのかな?それにしても立派な鳥居がいくつも並んでいて驚いた……) 通ってきた風景を思い出して、改めて感嘆のため息をこぼしていると…ー。 煌牙「ついたぞ。◯◯」 ごく...
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第1話 煌牙の迎え

天狐の国・伊呂具 奏の月…ー。 まばゆい太陽が輝いているというのに、空からは優しい雨がしとしと降り注いでいた。 ひんやりとした湿度の高い空気が肌にまとわりつき、ぶるりと体が震える。 (煌牙様……傘を忘れないようにと手紙に書いてくれて、本当に...
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【夢100】煌牙 ストーリー

覚醒前 第1話 煌牙の迎え 第2話 可愛らしくて 第3話 長寿 第4話 お手のもの 第5話 狙われる結界 第6話 まぶしく、強い 太陽覚醒 太陽7話 平穏な日々に突然…… 太陽8話 温もり 太陽9話 どうしても 太陽最終話 大人の接吻 太陽...
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月SS 君を守る

工事の怠慢のせいで転んでしまった〇〇さんを追って、城へと戻ってきた後…―。 イラ「……怒ってごめんね。開けてくれる?」 (〇〇さんが怪我をしてしまうなんて……) (……許せない) 彼女のひざから血がにじんでいたことを思い出し、奥歯を強く噛み...
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月最終話 繋いだ手

イラ「膝から血が……!」 転んだ私を抱き起したイラさんが、悲痛な声をあげる。 イラ「護衛、この道は先週舗装されたばかりだったよね?」 護衛「はっ、つい3日前に舗装が終了したと聞いております」 イラさんは、私を横抱きに抱き上げたまま下ろそうと...
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月5話 イラの怒り

昼下がりの太陽が石畳の地面に長い影を作っている。 城への帰り道、私とイラさんは手を繋いで歩いていた。 イラ「歩いてるだけなのに、楽しいな。 誰かと手を繋いで歩くのは、生まれて初めてだ」 楽しげな彼の口から驚くような言葉が溢れ、思わず立ち止ま...
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太陽SS 消えないように

鳥によってつけられた、〇〇さんの傷を見た瞬間…… 体の奥底から、ふつふつと怒りが湧き上がってきた。 (駄目だ……抑えられない) (また、恐れられるのか) (また、一人になるのか) 憤怒の情から解き放たれた後は、大抵遠くから恐ろしげに僕を見つ...
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太陽最終話 目隠しの奥に

イラさんに目隠しをして、しばらく経った頃…… 護衛「イラ様が……イラ様が、3度目のイラ様を発動なさらなかった……!」 静まり返っていた庭に、歓喜の叫び声がこだまする。 イラ「〇〇さん……」 そっと目隠しを取ると、イラさんが呆然と私を振り返っ...
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太陽5話 目隠し

午後の穏やかな風が、イラさんの羽根を揺らす…-。 城へと戻った私達は、テラスで午後のお茶を楽しんでいた。 イラ「いい風だね……」 イラさんが穏やかに目を細め、頬に風を受ける。 (ほんとだ) 私もそっと目を閉じた、その時…… イラ「〇〇さん、...