通常ストーリー

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太陽7話 巡る季節、巡る思い

春になったある日、私はベウルさんと彼の城で再会した。 ベウル「会えて嬉しいよ。冬の間、今日のことをずっと楽しみにしていたんだ」 満面の笑みを浮かべて駆け寄ってきたベウルさんが、私の手を取って笑顔を見せる。 ○○「私もです」 私とベウルさんは...
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太陽6話 再会のとき

ー---- ベウル「春になったら、また会いに来て欲しい」 ー---- 再会の日を楽しみに冬を過ごした私は、約束の春、再びアベルディアの城へとやってきた。 (ベウルさん、お城の中庭で待ってるって言ってたけど……) 辺りを見回しながら、中庭の奥...
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第5話 春への約束

アベルディア城での、晩餐会の後…―。 私達はベウルさんの部屋で談笑しながら、楽しい時間を過ごしていた。 ベウル「ごめんね、○○ちゃん。ずっとおれの弟達がべったりで……」 ○○「いえ。すごく楽しいです」 ちょうどその時、扉をノックする音が聞こ...
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第4話 未来への意志

市場で倒れていた男の子を町医者の元へ運び届け、ひと息ついた頃…―。 気付けば頭上の空は、茜色に染まり始めていた。 町全体を優しく包み込む夕焼けを見上げて、ベウルさんは自分の両腰に手を当てた。 ベウル「すっかり遅くなっちゃったね。そろそろ、お...
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第3話 アベルディアの現実

ベウルさんと一緒に、市場のさらに奥へと足を踏み入れる。 すると…… ??「きゃああ!」 ベウル「!?」 ベウルさんは私を庇うように前へと進み出ると、悲鳴のした方に視線を向けた。 私も、彼にならって視線を向けるものの、既に人だかりができていて...
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第2話 冬ごもりの準備

アベルディアへやって来た私は、ベウルさんと一緒に城下町の市場を見て回ることにした。 通路の両側にずらりと軒を連ねた露店は、どこも繁盛している。 並んでいるのは、野菜や果物などのわずかな生鮮食品と、ドライフルーツや干し肉、ジャムなどの、豊富な...
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第1話 アベルディアの獣人

獣人の国・アベルディア…―。 目覚めさせたベウル王子の招待を受けてやってきたこの国は、山々の緑や、楽しげな鳥のさえずり、降り注ぐ暖かな日差しと、全てが伸び伸びとして心地良い。 (初めて訪れるのに、なぜだか懐かしい感じ……小さいけれど、素敵な...
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【夢100】ベウル ストーリー

覚醒前 第1話 アベルディアの獣人 第2話 冬ごもりの準備 第3話 アベルディアの現実 第4話 未来への意志 第5話 春への約束 太陽覚醒 太陽6話 再会のとき 太陽7話 巡る季節、巡る思い 太陽最終話 それは幸せな春の… 太陽SS 待ち望...
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月SS この感情の名前は……

嵐が去った日から、俺の心は奇妙な感覚に囚われていた。 不安とも恐怖とも違う、けれどジリジリと胸の奥を焼きつけるような感覚…… (なんだ、これは……) 胸の奥を焦がすような感覚を抱えたまま日々を過ごしていたが…… 俺はやがて、この感情の正体を...
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月最終話 このまま二人でずっと

ロッソさんの過去と、その心の闇…… それは深くまでロッソさんを蝕み、どうすれば解放されるのか、どうしてもわからないままだった。 (どうすればロッソさんを助けられるんだろう……?) いつまでも出ない答えに悩み続けるままに、気がつけば、すでにひ...