通常ストーリー

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第2話 初めて見た女性

穏やかな昼下がりの森の中…-。 (ど、どうして……!?) 私の胸元に触れたままのカノトさんの手に、困惑してしまっていると…-。 カノト「ねえ、女の人って、どこも柔らかい?」 〇〇「……えっ」 やっと胸から彼の手が離れたけれど、動揺してうまく...
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第1話 突然の接触

こよみの国・九曜…-。 奏の月を目前にした頃、まだらにしか日が差しこまない深い森の中…… 柔らかな草の上で、目覚めたばかりのカノトさんがゆっくりと体を起こす。 カノト「ん……?」 寝ぼけた眼差しはしっとりと濡れているようで、世界中のきらめき...
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【夢100】カノト ストーリー

覚醒前 第1話 突然の接触 第2話 初めて見た女性 第3話 雛鳥のように 第4話 祭りの順番 第5話 どこに……? 太陽覚醒 太陽6話 崖下で一人 太陽7話 森へ行った理由 太陽最終話 頼もしく 太陽SS 夕陽が沈むまで 月覚醒 月6話 崖...
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【夢100】カノト 覚醒後の姿

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月SS ケロタの贈りもの

静かな星の光の下で、すべての音が遠ざかっていく…―。 (ケロタが消える……? 何言ってるんだ) その清らかな光に奪われないように、慣れ親しんだ小さな重みを胸いっぱいに抱きしめた。 ケロタ「なあ……オマエ、見つけたんだな。 ありのままのオマエ...
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月最終話 ケロタの願い

美しく輝く月を、大きな翼の鳥が横切っていく…-。 次の歌を探す旅に出ることにした私達は、星を頼りに深い森の中を歩いていた。 ビッキー「次の村は……こっちかな」 ケロタ「貸してみろ! オマエが一度でも正しい方向に行ったことがあったか」 ケロタ...
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月9話 友達

美しい木の葉を魚がついばみ、湖面が丸く揺れる。 私達は手を繋ぎ、柔らかな風を受けながら湖の周りを歩いていた。 ケロタ「あ~……バイバイ美女魚ちゃ~ん……!」 湖の向こう側から、ケロタがこちらへ向かって飛んでくる。 ケロタ「……遠くへ行き過ぎ...
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月8話 素顔

風がサワサワと木々の枝を揺らす…-。 ビッキーさんの寂しげな笑顔を見つめながら、私はぎゅっと拳を握った。 〇〇「ビッキーさん、やっぱり駄目ってなんですか?」 ビッキー「え……?」 〇〇「……駄目なんかじゃない。 駄目なんかじゃないですよ、ビ...
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月7話 悲しい確認

のどかな波の音が、私達の沈黙をいっそう際立たせる。 ビッキーさんが大きなため息を吐き、私に笑いかけた。 ビッキー「今度こそ、愛想つかされたかな。 やっぱり、駄目だったか。今まで僕が楽しいばかりで、ケロタは我慢してたんだな」 (やっぱり……?...
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太陽SS 陽射しの中で

午後の澄んだ陽射しの中で、歌声が煌めいている…-。 ケロタ「……さーてと」 一通り歌を歌い終えると、ケロタは満足そうに喉を鳴らした。 ケロタ「自由の身だ~!! 待ってろ美女ガエル達~!」 ケロタは、そう言うなり振り返りもせず遠ざかっていった...