マリンサイド 月SS 束の間の幸せ 穏やかな波の音が響いている。 オレ達は穴場の入り江から出て、アイスを買うために歩いていた。 (ずっとオマエに会いたかった…なんて、素直に言えるわけねえよな) 隣を歩く〇〇を直視できない。 (くそっ。照れくさくてオマエの顔ちゃんと見れねえわ…... マリンサイド
マリンサイド 月最終話 浜辺まで競争 私と陽影さんは、ビーチへ向かう途中、海に突き出た高台を見つけて寄り道をした。 私が驚かせてしまったせいで、尻餅をついた陽影さんが、起こしてくれというように手を伸ばしてくる。 ドキドキしながら、その手を掴むと…―。 〇〇「……!!」 ぐいと強... マリンサイド
マリンサイド 月5話 海の上の高台で 人影のない穴場の入江を見つけた私達は、アイスを買うため、一度その場を離れた。 ビーチに向かって砂浜を歩いていく途中で、見晴らしのいい高台が見えてきた。 陽影「お、ちょっと登ってみないか」 〇〇「はい」 海に突き出た形の高台から、浜辺のほうを... マリンサイド
マリンサイド 太陽SS まぶしいオマエ 心地よい潮風が、オレ達の頬を撫でていく…-。 オレと〇〇はアイスを食べながら、最初に見つけた入江を目指して歩いていた。 (並んで買って、よかったなぁ) 幸せそうにアイスを食べる〇〇の顔を見ていたら、嬉しくなってしまう。 (だーくそっ! やっ... マリンサイド
マリンサイド 太陽最終話 ふたりのビーチバレー 陽影さんが買ってきてくれたアイスを食べながら、最初に見つけた入江を目指して、のんびり歩いていく。 陽影「それで?待望のアイスの味はどうだ?」 ○○「はい、すごく美味しいです!」 満面の笑みで答えた私を見て、陽影さんが吹き出す。 陽影「オマエ... マリンサイド
マリンサイド 太陽5話 アイスを買いに 人影のない穴場の入江を見つけた私達は、アイスを買うため、一度その場を離れた。 入江からパラソルの乱立するビーチまでそう離れていなかったのに、こちらは別世界のような賑わいだ。 陽影「うわ……!この人出じゃ、街中にいるのと変わらないな」 この混... マリンサイド
マリンサイド 第4話 海を目指して さんさんと輝く太陽の下…-。 海へ向かうことにした私達は、勘を頼りに脇道をどんどん進んでいった。 歩くほどにメインストリートのざわめきは遠ざかって、潮の匂いが濃くなってくる。 ○○「あ……!」 細道を曲がると突然視界が開け、その先に入江が広... マリンサイド
マリンサイド 第3話 陽影の夏の過ごし方 ーーーーー 陽影『オマエなあ、外から眺めてるだけじゃつまんないだろ。中入ってみろよ』 ーーーーー 陽影さんに後押しされて、かわいいアクセサリーが置いてある店に入ったけれど…-。 女性客で賑わう店の中で気まずそうにしている陽影さんを見て、私は... マリンサイド
マリンサイド 第2話 夏の観光シーズン 陽影さんに誘われてやってきたリゾートアイランドで、私は彼と再会を果たした。 再会の嬉しさを感じつつ、なぜ私を呼んでくれたのかという疑問を、陽影さんに問いかけた。 ○○「なぜ、私を誘ってくれたんですか?」 すると、陽影さんは照れくさそうに頭を... マリンサイド
マリンサイド 第1話 リゾートへのお誘い 海賊の国・アンキュラ 輝の月…-。 夏を一緒に過ごさないかと陽影さんに誘われ、私は胸を弾ませながらアンキュラにやってきた。 陽影さんが待ち合わせに指定した場所は、この国のリゾートアイランドにあるコテージだった。 陽影「よう、○○! 待ってた... マリンサイド