チョコレート・デート

夕陽の射し込む窓辺で、リカさんは私に言ったこと…… リカ「なあ……お前、俺のショコラ欲しいって言ったじゃん？　具体的に何が欲しいの？」 〇〇「私の欲しいショコラですか？」 （突然、聞かれても……） リカ「お前も考え中ってわけか」 答えが出な...

リカさんに連れられて来た城の厨房には…―。 小さくカットされたフルーツと一緒に様々な一口サイズの焼き菓子やマシュマロが用意されていた。 リカ「よし、後はチョコレートソース作れば完成」 リカさんは製菓用のチョコレートをナイフで細かく刻んで湯せ...

リカさんの作ったチョコレートが食べたい…―。 そう言った私に向けられたのは彼の意外な言葉だった。 リカ「俺、今まで自分で作ったことないけど」 ○○「そうなんですか？」 まさかの言葉に口元を抑えれば、彼の眉間に皺が寄る。 リカ「チョコレートの...

夕暮れ時の部屋でリカさんに抱きしめられて…―。 リカ「なあ……お前、俺のショコラ欲しいって言ったじゃん？　具体的に何が欲しいの？」 問いかける瞳は甘そうでいて、でも真剣で、私は言葉に詰まってしまった。 （リカさん……） ー－－－－ リカ「じ...

リカさんと一緒に裏庭からショコルーテの城に忍び込むと…－。 玉座の間へ続く廊下は、新作のショコラを手にした人々で溢れかえっていた。 リカ「……予想以上だな」 〇〇「味見、大変そうですけど大丈夫ですか？」 （さっきあんなにいろいろ食べたし……...

ショコルーテのカフェで、彼からのチョコレートが欲しいとつい口にしてしまった私に…－。 リカ「じゃあ、期待して待ってろ」 彼はそう言って笑ったのだった。 カフェを出て甘いチョコレートの香りの漂う大通りを隣り合って歩く。 リカ「俺のショコラか…...

大通りをリカさんと歩きながら、様々なショコラを試食して…… その後、私達はカフェで休憩を取ることにした。 リカ「コーヒー、ブラックで。お前は？」 〇〇「カフェオレを」 ウェイター「かしこまりました」 オーダーを済ませると私は、ほっと一息つく...

ショーウィンドウを覗きながら大通りを二人で歩いていると、あるショップからリカさんを見つけた店員さんが顔を出した。 ショップ店員「ダーク、いいところに来たな！　うちの新作食べていけよ」 リカ「ん？　ああ、いいぜ」 （ダーク……） 手招きに応じ...

チョコレートの国・ショコルーテ　白の月…－。 ――――― リカ『新作のショコラごちそうしてやるから、たまには遊びに来いよ』 ――――― 彼に招待された私は、期待に胸を躍らせて久々にショコルーテを訪れた。 けれど彼は城を留守にしているらしく、...

覚醒前 第1話　飾りつけられた街 第2話　恋するショコラ 第3話　笑顔が見たいから 第4話　ダークとリカ 第5話　新作の中から 太陽覚醒 太陽6話　お前がほしいもの 太陽7話　3日待て 太陽最終話　最高の組み合わせ 太陽SS　甘くて愛しい誘...