太陽7話 憂鬱な気分

数日後…―。

私は憂鬱な気分のまま、ベッドに横になり窓の外を眺めていた。

結局、シャオさんとはあれ以来、顔を合わせていないまま。

(どうしてあんなことしちゃったんだろう……)

最後に顔を合わせた時のことを思い出す度に苦しくなる。

(でもどうしてあの時、シャオさんは不機嫌そうだったのかな?私も寂しい気分になって、あんな態度をとってしまったけれど……)

考えてみても、思い当たる節はない。

しかも奉納の儀の時に感じた距離感も未だ心に残ったまま……

(だけど、このまま嫌われてしまうのは、嫌だ……)

意を決して、ベッドから上体を起こす。

(やっぱり……謝りに行こう)

こうして私は、シャオさんの姿を探しに部屋を出た…―。

 

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