太陽6話 投獄

禁止薬物所持の疑いで、カミロさんは捕縛され牢屋へと入れられてしまう。

私はすぐにカミロさんの部下に無理にお願いして、囚われている牢屋へと入らせてもらった。

○○「カミロさん、どうして……罠にかけられたと言わないまま黙って捕まるなんて」

カミロ「見本となるべき俺が規則を破ることはできない」

○○「でも…―!」

カミロ「隙があったのは自分の責任だ。俺は裁きを受ける覚悟をしてる」

そう告げ、意志の強そうな顎をぐっと引く。

(もう、決めているんだ……)

無力さを感じながら、私は牢屋を出た。

ここに来たときよりも、気持ちはずっと暗く沈んでいた…―。

 

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