ルーガ君と約束したあの日から…―。
ー----
ルーガ「ミヤ様も、たくさん練習するの?」
ミヤ「ああ、まだ失敗ばっかりだけどね。成功するように頑張るよ」
ー----
ミヤは毎日魔術の練習に励み、祭典はいよいよ明日に迫っていた…―。
ミヤ「ああっ、失敗だ」
何度も挑戦するけれど、ミヤはまだ一度も成功していない。
ミヤ「よしっ、もう一回!」
それでもミヤは、めげずに練習を続けている。
すると、次の瞬間……
ミヤ「……!」
ミヤの手のひらから7色の火の玉が浮かび上がり……
天高く上がったかと思うと花火のように大きく弾けた…―。
(わぁ、綺麗……!)
(もしかして……!?)
ミヤ「成功した……! 成功したよ! ○○ちゃん!」
○○「すごいね、ミヤ!」
空では、彼が放った花火がきらきらと輝いている。
私達はそれを眺めながら、明日の祭典での成功を願った…―。