太陽6話 さあ出かけよう!

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マーチア『だって、君、笑った方が可愛いよ。 いつも真面目な顔してるから気付かなかったけど、君ってこんなに可愛かったんだね』

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騒がしくも楽しかった、逃亡劇の後…―。

あの一件から、私とマーチアの距離は自然と近づいていった。

ある夜…―。

マーチア「〇〇ちゃん、まだ起きてる?」

眠りに就こうとベッドに横になると、楽しげに扉をノックする音が聞こえた。

(マーチア? こんな夜中になんだろう)

扉を開くと、マーチアが金色の瞳をきらきらと輝かせていた。

〇〇「どうしたの?」

マーチア「オレ、君にヒドイ態度ばかりとっていたでしょう? だから今夜はそのお詫びに、面白い所に連れて行ってあげようと思って」

〇〇「面白いところ?」

マーチア「だから、早いとこ支度支度!」

急かされるままに身支度を済ませた後…―。

マーチア「さあ、マーチブローの夜はこれからだ!」

ふわりと彼に抱きあげられたかと思ったら、私は、部屋の窓から外の闇へ飛び出していた…―。

 

 

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