ジョシュア「明日……君の時間を、オレにくれないかな?」
ジョシュアさんから、明日も一緒に過ごしたいと誘いを受け…ー。
○○「はい…… 私でよければ、喜んで」
ジョシュアさんの誘いが嬉しくて、心にじわりと温かなものが広がっていく。
○○「本当は…… 私ももっと、ジョシュアさんと一緒にいたいと思ってました」
恥ずかしさで言葉を詰まらせながら、ようやく本音を告げる。
ジョシュア「そう…… ありがとう」
互いに笑みを浮かべらジョシュアさんと視線を交える。
(明日は愛の日……)
(さっきは買いそびれちゃったけど…… ジョシュアさんにやっぱりチョコレートを渡したい)
ジョシュアさんが、私の手を引いて歩き出そうとしていた。
(あ……)
私は重ねていた手をぱっと離し、ジョシュアさんと距離を取った。
○○「すみません。私、用事を思い出しました」
ジョシュア「え?」
(贈り物のチョコレートは、自分で選ばないと……)
○○「では、お先に失礼しますね」
ジョシュア「○○?一人で大丈夫なの?」
○○「はい!ジョシュアさんも、お気をつけて」
私はジョシュアさんと別れた後、もう一度老舗のショコラショップの扉をくぐった…ー。