月5話 可愛いチョコレート

翌日、アンタレスさんとの約束通り、彼の来訪を部屋で待っていると・・・-。

ノックの音がしてアンタレスさんが部屋まで向かえに来てくれた。

アンタレス「迎えに来たんだが、その前にこれを・・・・・・」

そう言ってアンタレスさんが差し出してくれたのは、

とてもセンスよくラッピングされた一つの小箱だった。

○○「素敵・・・・・・」

アンタレス「開けてみろ」

言われるままに、リボンをほどいて箱を開けてみると・・・-。

○○「わあ・・・・・・可愛い!」

箱の中は、細かく仕切られており、小さくて可愛いチョコの粒が並んでいた。

アンタレス「アンタが好きそうなチョコを選んできた」

○○「ありがとうございます。可愛いし、とっても素敵です」

アンタレス「喜んでくれてよかった。じゃあせっかくだから、俺の部屋で食べよう」

○○「っ・・・・・・」

そう言い終える前に、アンタレスさんの手がそっと私の背に添えられる。

自然な形で促されて、どきりと鼓動が打ち鳴るのを感じたのだった・・・-。

 

 

 

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