月7話 あやしい微笑み

オレンジ色の夕陽がジョシュアさんの髪を透かしている…―。

ジョシュアさんの言葉と凛々しい横顔に、私の心が引きしめられる。

〇〇「私、もっと頑張ります。 もう逃げ出したりしないって約束します。だから、教えてください」

真剣に、頭を下げる。

するとジョシュアさんは、私の瞳をまっすぐに見つめた。

ジョシュア「……じゃあ、オレも約束する。 最高のレディにしてあげる」

〇〇「最高の……レディ?」

ジョシュア「自分で言うのもなんだけど、オレは多分相当うるさい。 オレを満足させれば、他に文句を言う奴はそうそういないよ。 オレの目にかなえば、君は最高のレディだ」

〇〇「はい……」

ジョシュア「……面白くなってきたね」

ジョシュアさんの瞳が、少しだけ妖しく歪んだような気がした…―。

 

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