オレンジ色の夕陽がジョシュアさんの髪を透かしている…―。
ジョシュアさんの言葉と凛々しい横顔に、私の心が引きしめられる。
〇〇「私、もっと頑張ります。 もう逃げ出したりしないって約束します。だから、教えてください」
真剣に、頭を下げる。
するとジョシュアさんは、私の瞳をまっすぐに見つめた。
ジョシュア「……じゃあ、オレも約束する。 最高のレディにしてあげる」
〇〇「最高の……レディ?」
ジョシュア「自分で言うのもなんだけど、オレは多分相当うるさい。 オレを満足させれば、他に文句を言う奴はそうそういないよ。 オレの目にかなえば、君は最高のレディだ」
〇〇「はい……」
ジョシュア「……面白くなってきたね」
ジョシュアさんの瞳が、少しだけ妖しく歪んだような気がした…―。