2023-12

通常ストーリー

第6話 胸の痛み

シャオさんの舞の後も、オンディーヌの宮司さんが奉納の詞を精霊に捧げたりと、奉納の儀はしめやかに行われた。 そして…… 儀式がすべて終わる頃には、すっかり辺りは暗くなっていた…―。 私は暗くなったオンディーヌの街をひとりで歩いて城に戻った。 ...
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第5話 奉納の儀

太陽が天高く昇り、奉納の儀は始まった…―。 湖の水際近くに据えられた祭壇の上で、シャオさんが優雅に舞をまう。 私は少し離れた場所で、その様子を静かに眺めていた。 シャオ「……」 (すごい……) 指先を動かす所作ひとつ、足運びひとつとっても、...
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第4話 遠ざかる距離

少しずつ、シャオさんとの距離が近づいていくことを感じる…―。 彼との話はとても楽しくて、いつも心が穏やかになる。 (もっといろんなことをお話ししたい……) そんなふうに思い始めていた、ある日のこと…―。 シャオさんと話をしたくて、私は城の中...
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第3話 マロ―ブルーのお茶会

それから数日が経って、ようやくシャオさんの公務も落ち着いてきた。 城で顔を合わせると、話をすることも多くなり、この日も、私達は偶然中庭で出会って…―。 ○○「お仕事はもういいんですか?」 シャオ「はい。さきほどすべて終わらせたところですよ。...
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第2話 子ども達と水の魔法

翌日…―。 私は城の方の案内で、オンディーヌの城下町へ見学にやってきた。 城の使い「こちらの塔から見える湖は、一族にとって神聖な場所になっているんですよ」 ○○「神秘的な湖なんですね」 城の使い「長い歴史がありますから。 そして、こちらの右...
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第1話 水の精霊の長

精霊の国・セクンダティ オンディーヌ 陽の月…―。 水の精霊の力を受け継ぐ一族が住むオンディーヌ…… 私は、先日目覚めさせたシャオさんに招かれて、オンディーヌの城へと訪れていた。 水路が張り巡らされた城の中庭では、瑞々しい花が咲き乱れている...
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【夢100】シャオ ストーリー

覚醒前 第1話 水の精霊の長 第2話 子ども達と水の魔法 第3話 マロ―ブルーのお茶会 第4話 遠ざかる距離 第5話 奉納の儀 第6話 胸の痛み 太陽覚醒 太陽7話 憂鬱な気分 太陽8話 物憂げなため息 太陽9話 二人の謝罪 太陽最終話 二...
覚醒後スチル画像

【夢100】シャオ 覚醒後の姿

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月SS 至高の存在

―――― ネペンテス『私も、あなた様の心意気に報いなければ……。 どうか、私のとっておきをご賞味いただきたい!』 ―――― 〇〇にお約束した通り、私は彼女を森深くの深淵部へと連れてきた。 食欲をそそられる麗しい気配を感じながら、怯える彼女の...
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月最終話 溶かされる心

―――― ネペンテス『私も、あなた様の心意気に報いなければ……。 どうか、私のとっておきをご賞味いただきたい!』 ―――― ネペンテスさんに連れられてやってきたのは、深い森の深淵部だった。 得体の知れない生き物の気配が、繁みの奥から聞こえて...