2023-09

通常ストーリー

月SS 朝日の中で

○○と想いを確かめ合った翌朝…―。 (498……499……500!) トール「ふぅ……」 素振りを終えた俺は、ミョルニルを近くの木に立てかける。 すると…… ○○「トールくん、お疲れ様です」 トール「ああ」 ○○からタオルを受け取り、汗を拭...
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月最終話 ミョルニルを受け継ぐ者

兵士さんと一緒にアースガルズの広大な大地を駆け抜け、ようやくトールくんの姿を見つけた後・・・-。 (嘘・・・・・・あれがヨルムンガンド・・・・・・?) あまりに巨大なその姿を、呆然と見上げる。 その時だった。 ○「・・・・・・! 危ない!」...
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月7話 果たすべき役割

払われた手と……そして胸が鈍く痛む。 トール「……俺は、行く。 俺がヨルムンガンドを倒して来れば、安全に外を歩けるようになる。 そうしたら……アンタはさっさと自分の国へ帰れ」 ○○「トールくん……」 (さっきは笑ってくれたのに……) 再び冷...
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月6話 ヨルムンガンド、襲来

ヨルムンガンドがアースガルズに近づいている…-。 トール「それは、間違いないんだな?」 兵士1「はい」 兵士2「見張り台から確かに確認しました」 トール「……そうか」 トールくんの瞳が、一瞬だけ迷うように揺らぐ。 けれど次の瞬間、その揺らぎ...
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太陽SS これからは、二人で

俺がヨルムンガンドを倒した、その日の夜…―。 ――――― トール『守るべきものがある……守りたい女がいる。 だから、ヨルムンガンド! これで終わりだ!』 ――――― (……まさか、あんなことを口走るとはな) まだまだ終わりそうにない祝福の宴...
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太陽最終話 決着、そして……

トールくんとヨルムンガンドの戦いは熾烈を極め、太陽はすっかり西へと傾いていた。 (トールくん……) 兵士の皆さんに無理を言って見張り台に上らせてもらった私は、固唾を呑んでトールくんの姿を見守る。 (大丈夫。トールくんは、帰って来るって約束し...
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太陽7話 新たな力

駆け出そうとするトールくんを、私も反射的に追いかけようとした。 だけど…ー。 トール「アンタは待ってろと言ってるだろ」 振り返ったトールくんに、押しとどめられる。 ○○「だけど、トールくん一人でなんて……」 トール「心配するな。俺は絶対負け...
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太陽6話 決着の日

ヨルムンガンドが近づいている…ー。 その報告を受けたトールくんは、険しい表情で兵士さんを見つめていた。 トール「その情報、間違いないんだな?」 兵士「はい……見張り台からはっきりと見えました」 トール「ということは、もうだいぶ近づいているな...
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第5話 懲りない理由

暖かな日差しが降り注ぐ中、トールくんは今日も訓練を続けている。 トール「・・・・・・アンタ、また来たのか」 (え・・・・・・?) トールくんがミョルニルを置いてこちらに近づいてくる。 (昨日までは遠くから声をかけてくれるだけだったのに・・・...
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第4話 初めての微笑み

夜の中庭で特訓を重ねるトールくんを見た、翌日・・・-。 今日も一人でミョルニルを振るうトールくんに、私は思いきって近づく。 ○○「トールくん」 トール「・・・・・・? なんだ、アンタか」 トールくんが、面倒臭そうに私を一瞥する。 トール「何...