月6話 ぼくの友達

トルマリの、陽に美しく輝くブロンドの髪を見つめていると…―。

不意に優しい視線が私を捉えた。

トルマリ「○○、庇ってくれてありがとう」

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○○「謝ってください! トルマリのこと、そんな風に言わないで……!」

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男の子とは思えないほど可愛い声に、思わず胸がきゅんとする。

○○「ううん、庇うなんて」

トルマリ「ぼくのこと、あんなふうに言ってくれたことが、嬉しいよ」

(トルマリ……)

トルマリ「早くお城へ行こう!僕に新しい友達が出来たって紹介しなきゃ!」

(友達……嬉しいな!)

トルマリは私の手を取り、無邪気な笑顔を向けてくる。

トルマリ「きっとみんなに歓迎されるよ! さ、行こう!」

嬉しそうに私の手を引くトルマリを見て、私も笑顔になった…―。

 

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