2023-07

通常ストーリー

太陽SS 可愛がりたい

○○に手をかけた憎き賊を追放した後…―。 ○○「私……あの時、引き止めたのはやはり、間違っていたのでしょうか?」 煌牙「先ほどの賊の話か?」 ○○「はい……煌牙さんがあまりに落ち込んでいるから……。 だけど、煌牙さんの手を汚すようなことは…...
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太陽最終話 大人の接吻

私を攫おうとした賊が、無事捕らえられた後…… 部屋を片づけるうちに、煌牙さんの部屋へと誘われた。 … …… 煌牙「少し……落ち着いて話がしたかったものでの……。 あのように恐ろしい思いをさせた後ですまぬな」 ◯◯「いいえ、煌牙さんがすぐに来...
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太陽9話 どうしても

賊が逃げたと知らされた翌朝のこと…ー。 まだ夜も明けやらぬ時刻、まどろんでいると…… ◯◯「っ……!」 賊1「声を上げるな」 すっと首筋に冷たいものを押し当てられて、一瞬にして目が覚めた。 (こ、この人……以前のあの賊!?) 驚きながらも見...
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太陽8話 温もり

ここ最近の日課となっていた、煌牙さんとの部屋遊びの最中…… 慌ただしい足音と共に従者の方々が数名駆け込んできた。 煌牙「何用じゃ。慌ただしいのう」 嫌がりつつも、その尋常ではない雰囲気に煌牙さんの表情が険しくなっていく。 従者1「も、申し訳...
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太陽7話 平穏な日々に突然……

結界を破ろうとした賊を、煌牙様が阻止した日から数日の時が流れた。 国は平穏な日々が続いており、私は煌牙様の厚意でまだ滞在している。 煌牙「ほれ、次はおぬしの番じゃ」 ◯◯「はい」 小さくて滑らかな煌牙様の手から、サイコロが手渡される。 連日...
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第6話 まぶしく、強い力

破られかけた結界へ向かうため、煌牙様と共に市街地を抜け、深い森の中を進んでいる。 煌牙「この先のようじゃな……」 しっかりと私に寄り添ってくれていた煌牙様の顔が、さらに険しいものになった。 その時…━。 煌牙「ぬしらっ!何をしておるのじゃ!...
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第5話 狙われる結界

私をからかっていたかと思えば、不意に煌牙様の表情が険しいものになった。 どこを見るでもなく、至極真剣な表情で何かを探っているようだ。 ◯◯「……大丈夫ですか?」 煌牙「うむ……」 どこか神経を尖らせた様子で、視線を鋭いままにお茶をすする。 ...
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第4話 お手のもの

開け放たれた襖から、湿気を帯びながらも清々しい風が吹き込んでくる。 煌牙様は、3つめの大福に手を伸ばしながら私に問いかけた。 煌牙「わしの話よりおぬしの話じゃ。ほれ、何か面白い話を聞かせぬか」 好奇に目を輝かせながら、大福を幸せそうに頬張っ...
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第3話 長寿

あまりに煌牙様が愛らしくて、怒らせてしまった、その後…━。 (これを持って部屋に行けば、すぐに機嫌を直してもらえるって教えてもらったけど……) 手にした盆の上には、つぶあんたっぷりの大福が載っている。 荘厳な造りの廊下を、美しく整えられた庭...
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第2話 可愛らしくて

煌牙様と一緒に輿に乗り、しばらく揺られていると、やがて輿が止まった。 (ついたのかな?それにしても立派な鳥居がいくつも並んでいて驚いた……) 通ってきた風景を思い出して、改めて感嘆のため息をこぼしていると…ー。 煌牙「ついたぞ。◯◯」 ごく...