フィルム・パーク 月6話 トラブル発生 プロジェクションマッピングのショーを一緒に見て欲しいというテルさんと、パーク内の広場にやって来ると…―。○○「ここでショーをするんですか?」私は、すっかり暗くなったパーク内を見渡す。テル「そうなんだけど……おかしいな? そろそろ始まるはずな... フィルム・パーク
フィルム・パーク 太陽SS 俺と君の、これから 頭上に咲く華やかな花火と、パークを彩る映像が、幻想的な光景を織り成す…―。テル「映画がどれだけ多くのものを人の心に与えてくれるか……。 この世界に存在する多くの思いを皆と分かち合えるものにしてくれるのか……。 俺は、それを皆に知って欲しかっ... フィルム・パーク
フィルム・パーク 太陽最終話 心が繋がる瞬間 頭上に咲く華やかな花火の光と、パークを彩る映像の光……○○「綺麗……これがテルさんの考えたアトラクション……。 すごいですね、私こんなの想像もしてなかったです……」テル「ありがとう。以前、君には少し話したが……。 俺は、このプロジェクション... フィルム・パーク
フィルム・パーク 太陽7話 巨大なスクリーン 辺りを照らしていた灯りが一瞬にして消え、私達は闇に包まれる。けれど…―。(え…―)目の前の光景に、私は思わず息を呑んだ。(まるで宇宙にいるみたい……)○○「すごい……!」思わず立ち上がりそうになった瞬間今度はさまざまな映画のワンシーンが流れ... フィルム・パーク
フィルム・パーク 太陽6話 二人の特等席 パーク内にある広場へと移動する間に、辺りはすっかり暗くなり……頭上では、星達が美しさを競うように瞬いている。―――――テル『実は君を今日一番見てほしいアトラクションにまだ案内していない。 プロジェクションマッピングのショーなんだけど……一緒... フィルム・パーク
フィルム・パーク 第5話 一番見て欲しいもの パークの様子をカメラに収めながら私とテルさんはさまざまなアトラクションを楽しんでいた。テル「それじゃあつぎはどこに行こうか?」○○「テルさんは、どこか行きたいところはないんですか? 撮りたいものとか……」テル「いや、特にはないよ」○○「そう... フィルム・パーク
フィルム・パーク 第4話 絶対に行かない! 雲一つない青空にプレオープンを祝う色とりどりの紙吹雪が舞う…―。テル「ようやくこの日が来た……」○○「テルさん、おめでとうございます」テル「ありがとう。それと……今日まであまり構えず、すまなかった。 その罪滅ぼしというわけではないが、今日は... フィルム・パーク
フィルム・パーク 第3話 意図せぬ膝枕 ビートン・フィルムパークに招待されてから、数日後…―。○○「テルさん、紅茶が入りました」テル「ありがとう」テルさんは映像の編集を続けながらこちらを見ずに紅茶を受け取る。私が仕事の手伝いをしたいと言ったあの日以来、彼はこうしてスタジオにこもる... フィルム・パーク
フィルム・パーク 第2話 眠たげな彼 テルさんからビートン・フィルムパークに招待された私は、これからまだ仕事があるという彼と別れた後…―。テル「すまないね。せっかく君を招待したのに、もてなすことができなくて」○○「いえ……こちらこそお忙しいのにすみません」夕方までプレオープン前... フィルム・パーク
フィルム・パーク 第1話 弱々しい笑み 映画の国・ケナル 彩の月…―。(すごい……)映画の国の連合組合であるビオスコープが、一丸となって建てた新しいテーマパーク、その名も『ビートン・フィルムパーク』……(こんな大きなものを、テルさん達が……?)ビートン兄弟が総指揮を執って作り上げ... フィルム・パーク