月6話 どのステージよりも

初のステージに立つフロストさんのために、新曲が作られることになった…-。

(どんなものができあがるんだろう。 すごく楽しみ)

先生はピアノに指を滑らせ、さっそく新しい曲のイメージを膨らませている。

そのメロディを聴きながら、フロストさんは挑戦的に瞳を光らせた。

フロスト「先日見た、あのステージに立つのか。面白そうだな」

○○「頑張ってください!楽しみにしています」

フロスト「ああ、楽しませてやる。 あの日以上の歓声…そして、お前に。 俺が一番だと分からせてやる」

○○「っ…」

人を惹きつけてやまない、フロストさんの魅惑的な眼差しが私を捉える。

(いよいよ、フロストさんがステージに…)

ドキドキと鳴る胸を押さえて、私は輝くステージに思いを馳せるのだった…-。

 

 

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