初のステージに立つフロストさんのために、新曲が作られることになった…-。
(どんなものができあがるんだろう。 すごく楽しみ)
先生はピアノに指を滑らせ、さっそく新しい曲のイメージを膨らませている。
そのメロディを聴きながら、フロストさんは挑戦的に瞳を光らせた。
フロスト「先日見た、あのステージに立つのか。面白そうだな」
○○「頑張ってください!楽しみにしています」
フロスト「ああ、楽しませてやる。 あの日以上の歓声…そして、お前に。 俺が一番だと分からせてやる」
○○「っ…」
人を惹きつけてやまない、フロストさんの魅惑的な眼差しが私を捉える。
(いよいよ、フロストさんがステージに…)
ドキドキと鳴る胸を押さえて、私は輝くステージに思いを馳せるのだった…-。