太陽6話 二人の特等席

パーク内にある広場へと移動する間に、辺りはすっかり暗くなり……

頭上では、星達が美しさを競うように瞬いている。

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テル『実は君を今日一番見てほしいアトラクションにまだ案内していない。 プロジェクションマッピングのショーなんだけど……一緒に見てもらえないかな』

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○○「あの、どうして広場に……?」

テル「これから始まるショーの特等席なんだ。始まればわかるよ。 おいで」

○○「はい」

こちらへと伸ばされたテルさんの手を、そっと取る。

(温かい……)

私は彼に促されるまま、近くにあったベンチに座った。

すると……

テル「ほら、始まる…―」

彼の静かな声と共に、辺りを照らしていた灯りが一瞬にして消えた…―。

 

 

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