2023-06

三兄弟と三奇人

月SS お前に伝えるために

ライブ当日を迎え、俺は○○と共に会場へと向かった。 (会場では、ほかのアイドルが既にリハーサルを始めているはずだ。 なにぶん初めてのことだ…○○と一緒に見てみるか) だが着いてみれば、会場はひどい混乱状態となっていた。 フロスト「どうしたん...
三兄弟と三奇人

月最終話 彼が魅せる演出

そしてついに迎えた、ライブ当日… 緊張と期待を胸に、フロストさんと一緒にライブ会場へ向かったけれど…-。 フロスト「…何事だ?」 会場は、スタッフ達が右往左往して、騒動になっている様子だった。 ○○「何があったんでしょうか…」 私がそうつぶ...
三兄弟と三奇人

月7話 観客役!?

翌日…-。 案内係「フロスト様、イベントステージの出演枠を押さえましたので!」 フロスト「そうか、礼を言う」 先生「では、歌のトレーニングの他にもレッスンを始めましょう!ここからはライブパフォーマンスと、ダンスが重要になってきますので」 フ...
三兄弟と三奇人

月6話 どのステージよりも

初のステージに立つフロストさんのために、新曲が作られることになった…-。 (どんなものができあがるんだろう。 すごく楽しみ) 先生はピアノに指を滑らせ、さっそく新しい曲のイメージを膨らませている。 そのメロディを聴きながら、フロストさんは挑...
三兄弟と三奇人

太陽SS その感情ごと抱きしめて

ライブ当日…-。 楽屋で出番を待つ中、俺は自分の胸の内のざわめきをにわかに感じ取っていた。 フロスト「緊張をしているようだ。珍しいことだな」 ○○「大丈夫ですか?」 フロスト「ああ、悪くない。いい緊張感だ」 (こういった緊張感はなかなか味わ...
三兄弟と三奇人

太陽最終話 ステージの熱気

そして、ついに迎えたライブ当日… 今日はゲストとしてフロストさんの出演が決まっている。 フロスト「…緊張をしているようだ。 珍しいことだな」 楽屋で出番を待っていると、フロストさんがどこか落ち着きなく手を動かしながらそう言った。 ○○「大丈...
三兄弟と三奇人

太陽7話 新曲の歌詞

ステージに向けての練習を始めた翌日… 早速、フロストさんのための新曲を手に先生がレッスン場に入ってきた。 先生「曲はほぼ仕上がりました。あとは…」 フロスト「何か問題でも?」 先生「いえ。歌詞なのですが、ご自身で書かれてはいかがでしょうか?...
三兄弟と三奇人

太陽6話 本番まで残り……

アイドルとして、ステージに立つ決意をしたフロストさんは、これまで以上に練習に打ち込み始めた。 ○○「フロストさん、無理しすぎないでくださいね」 フロスト「ああ、だが多少無理をするくらいでちょうどいい。 当日まで日がないのだからな」 これまで...
三兄弟と三奇人

第5話 惹きつけられる魅力

翌日…-。 約束通り迎えに来てくれたフロストさんと一緒に、連日のアイドルレッスンへ向かった。 フロスト「~♪」 今日も、フロストさんの美声がレッスン場に響き渡る。 先生「飲み込みが早く、素晴らしいですよ! 少し早いですが、応用として…-」 ...
三兄弟と三奇人

第4話 別格の存在

フロストさんが、アイドルになるためのレッスンを始めた初日…-。 一日のレッスンをすべて終え、私達は帰路についていた。 フロスト「それにしても、心地よい疲労感だな」 満ち足りた表情のフロストさんの顔を、夕陽が美しく照らし出す。 ○○「お疲れ様...