兄と弟 月5話 ミヤの魔法 ついに魔術の祭典当日になった…―。イリア「○○様、こちらへ。一緒に来てください」イリアさんに手を引かれ、私は魔術を披露する舞台が見えやすい場所へと移動する。イリア「ここからなら、他の誰もいませんし、よく見えますね」彼に引き寄せられ、肩と肩が... 兄と弟
兄と弟 太陽SS 最大のライバル 窓から差し込む暖かな日差しが、〇〇様の綺麗な髪を透かしている…-。腕の中の彼女はどこまでも光り輝いていて、私は思わず目を細めた。イリア「……伝承者の方に問われた時、私は自分の本当の心の内に気づきました。 ですが……実は、その気持ちをすんなり... 兄と弟
兄と弟 太陽最終話 誰よりも強く 魔術の祭典はイリアさんの活躍によって大成功に終わり……自室に戻ってから少しの後、私は彼の部屋へと向かった。扉をノックすると、すぐにイリアさんが迎え入れてくれる。〇〇「イリアさん、すごかったです! 私…-」イリア「〇〇様……!」〇〇「っ……!... 兄と弟
兄と弟 太陽5話 イリアの魔法 魔術の祭典当日…-。ついに、イリアさんが闘技場に出る順番を迎える。〇〇「イリアさん……」少しでもイリアさんの力になりたくて、彼を呼び止める。すると、彼は振り返りそっと私を抱き寄せた。〇〇「っ……!」イリア「少しだけ力をわけていただけますか?... 兄と弟
兄と弟 第4話 心のありか 平原を抜け、私達は伝承者の方がいるという森へと入った。イリア「ここが魔術の伝承者がいると聞いた場所なんですが……。 すみませんが、どなたかいらっしゃいませんか? イリアと申します。魔術の祭典のために術をご教授願えたらと思い、やって参りました... 兄と弟
兄と弟 第3話 彼にとっての兄弟 城から出ると、私達は森へと続く平原を歩く。暖かい風が、緑色の絨毯の上を優しく撫でるように吹き抜けていった。イリア「先ほどは失礼しました……」〇〇「え……?」ぽつりとつぶやくような声が聞こえ、私は隣を歩くイリアさんを見つめる。イリア「出発前の... 兄と弟
兄と弟 第2話 出発の前に 人々が忙しく走り回るソルシアナ城で、イリアさんと再会した後…-。―――――イリア『私と一緒に、新たな魔術を求める旅に』―――――微笑むイリアさんの瞳が、きらきらと輝く。〇〇「旅……ですか?」イリア「ああ……旅と言っても、城からほど近い場所な... 兄と弟
兄と弟 第1話 魔術の準備 魔術の国・ソルシアナ 陽の月…-。暖かい日差しに包まれるある日の昼下がり、この国で行われる魔術の祭典に招待された私は、ソルシアナ城へと向かっていた。(魔術か……)―――――イリア『我が国では国民の約半数が魔術を使えるのですよ。 王家に生まれ... 兄と弟
兄と弟 【兄と弟】イリア ストーリー 覚醒前第1話 魔術の準備第2話 出発の前に第3話 彼にとっての兄弟第4話 心のありか太陽覚醒太陽5話 イリアの魔法太陽最終話 誰よりも強く太陽SS 最大のライバル月覚醒月5話 ミヤの魔法月最終話 彼の後悔月SS いつか、貴方の心の中に 兄と弟