2023-04

通常ストーリー

太陽SS 騎士である前に

中庭に白亜のテーブルセットを用意し、私はプリンセスをティータイムに誘う。すべては姫に喜んでもらうため、姫の笑顔を見るために。そう思っていたが…-。ミントティーを飲みながら朗らかな時間を過ごしていると、突然、姫の手が私の手に触れた。手の甲から...
通常ストーリー

太陽最終話 騎士以上に……

空は晴れ渡り、柔らかな風がカーテンを揺らす…-。(ジークさんを、好きになってしまった……)(でも、ジークさんは、騎士として私の傍にいることを望んでいる)紅茶から立ち上る爽やかな香りが、私の心を落ち着かせてくれる。私は今まで、ジークさんの言葉...
通常ストーリー

太陽7話 傍にいるのに……

小鳥のさえずりが朝の空気をふるわせている。大会の熱もさめやらぬまま、美しい朝を迎えた。ジーク「おはようございます、プリンセス」ノックの音と共に、ジークさんが現れる。ジーク「よく眠れましたか?」〇〇「はい……」ジーク「それはよかった」ジークさ...
通常ストーリー

太陽6話 騎士として

歓声が、私とジークさんを包んでいる。その中でも、私にジークさんが紡ぐ言葉がはっきりと聞こえてきた。ジーク「私はあなたを……。 私は、これからもあなたを守る騎士であることを誓います」〇〇「ジークさん……」私の前に跪くと、ジークさんが恭しく頭を...
通常ストーリー

第5話 戦いの行方

窓から星の光が差し込んでいる。部屋に戻ると、ジークさんは申し訳なさそうに頭を下げた。ジーク「巻き込んでしまい、申し訳ありません。 せっかくのオペラの余韻を台無しにしてしまった……」〇〇「いいえ。私、嬉しかったです」ジーク「え……?」〇〇「ネ...
通常ストーリー

第4話 恋敵

満天の星空が輝く中、馬車で城へ戻った…-。きらきらと輝くドレスの裾を揺らしながら、ジークさんと一緒に部屋へ向かう。男性1「ジーク様! お久しぶりです!」男性2「ジーク様が目覚められたと聞いて、会いに来ました!」城の廊下で、輪になって楽しそう...
通常ストーリー

第3話 ダイヤモンドの乙女

夜を迎え、星が空高くに瞬き始める。(お誘い……お断りできなかったな)ジークさんに是非にと誘われ、私はこの国の首都にあるオペラホールへとやって来ていた。ジーク「まばゆいほどにお綺麗ですよ」私は、ジークさんが贈ってくれたドレスに身を包んでいる。...
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第2話 運命の告白

太陽の光が、きらきらと草花を彩っている。目覚めたジークさんに手を引かれるまま、私は城へとやってきていた。城の人達は皆、ジークさんの帰還に驚き、喜びに溢れていた。(ジークさん……)―――――ジーク『あなたこそが、運命の人……! どうか、私にあ...
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第1話 目覚めた王子

宝石の国・メジスティア、星の月…-。指輪から、まばゆい光放たれて…-。光の揺らめきの中で、眠りから目覚めたその人が、長いまつ毛に縁どられた瞳を開いた。??「私は今まで何を……」〇〇「気がつきましたか? 私は〇〇と申します。あなたは?」ジーク...
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【夢100】ジーク ストーリー

覚醒前第1話 目覚めた王子第2話 運命の告白第3話 ダイヤモンドの乙女第4話 恋敵第5話 戦いの行方太陽覚醒太陽6話 騎士として太陽7話 傍にいるのに……太陽最終話 騎士以上に……太陽SS 騎士である前に月覚醒月6話 一人の男としてあなたに...