
2023-04


月SS オズの国の魔法使い
ついにやってきた、感謝祭当日…―。祭りの始まりを待ちわびる人々の賑わいと山車の華やかさで、夜の街がいっそう明るく感じられる。(○○ちゃんも、期待してくれているみたいだね)(そんな期待に、全力で応えさせてもらうよ)オズワルド「くくっ……じゃあ...

月最終話 君にかける僕の魔法
そしてついにやってきた、感謝祭当日…―。パレードは、光線銃の光がよく映えるようにと、日が落ちてから行われることとなった。(いよいよだ……)人々の賑わいと山車の華やかさで、夜の街がいっそう明るく感じられる。オズワルド「もう夜だっていうのに、熱...

月7話 これこそが魔法
オズワルド「○○は、もっと僕のことを信用してほしいなあ」オズワルドさんの楽しそうな声が、大広間に響く…―。○○「でも、卵だったら割れてしまうんじゃ……」オズワルド「その卵ね。これだよ、これ」懐から取り出したものは、色鮮やかに模様のついた卵だ...

月6話 感謝祭といえば?
山車についている筒のことを聞いた瞬間、オズワルドさんの笑みが深くなる…―。○○「あの…これは?」筒に触れていた私の手に、オズワルドさんの手が重ねられた。○○「っ……」ふいに触れた感触に思わず手を離そうとすると、オズワルドさんの手がそのまま私...

太陽SS 僕の技術と君の笑顔
感謝祭を邪魔する雨雲は、僕の技術で消え去った。昨日までの雨はすっかり晴れて、美しい青空が広がっている。オズワルド「これが本当の大成功だねぇ……! さぁおいで!○○ちゃん」(初めて君と一緒に過ごす、感謝祭……)(最高の思い出をつくろうじゃぁな...

太陽最終話 心に届く技術を
空には相変わらず、暗く厚い雲がかかったまま…一。オズワルド「ふむふむ。では最後の仕上げといこうかね」しばらく機械をいじっていたオズワルドさんが、ぽつりとつぶやいた。オズワルド「そろそろ例のものが到着する頃合いじゃあないかな」◯◯「……?」思...

太陽7話 彼の本領
翌日…ー。(少しも雨がやみそうにない……)空は、どんよりと厚い雨雲に覆われていた。(準備もあるし、早くやんで欲しいのに……)けれど、天候はいっこうに回復する気配を見せなかった…一。そんなある日のこと…ー。◯◯「オズワルドさん、どこに行くんで...

太陽6話 仕掛けの効能
山車についている筒のことを聞いた瞬間、オズワルドさんの笑みが深くなる…一。オズワルド「これは、ここから水が出る仕掛けになっているんだよ」筒に大事そうに手を触れながら、オズワルドさんはそう教えてくれた。◯◯「水、ですか?」(水鉄砲かな? それ...

第5話 君の意見を!
大広間に並ぶ個性的な山車に、胸を弾ませていると…―。オズワルド「ああ、そうそう。せっかくだから、君の意見も教えてもらおうかな」オズワルドさんが、ふと思い立ったように声を上げた。○○「私の意見ですか?」オズワルド「そう、君の意見……感想でもい...