太陽6話 城の暗がりで

謎の人形兵に襲われて、暗い小部屋からなんとか脱出したけれど…―。

先に逃げ出してしまったレオニーの姿は一向に見つからなかった。

○○「レオニー!どこにいるの?」

城の中を探すうちに、いつの間にか空には夜の帳が落ちてしまった。

薄暗い城の回廊に人の気配はなく、たまに不気味な物音だけが、遠くから聞こえてくる。

(怖い……でもレオニーを早く見つけないと……)

しばらく彼を探して城の中を徘徊していると…―。

レオニー「……ううぅ……勇気……勇気がないから……!」

○○「レオニー!?」

城の廊下の行き止まりで、小さくなって震えているレオニーを見つけた。

レオニー「……○○……?」

彼は恐る恐る私の名前を呼ぶ。

それは、城の奥まった暗がりの中での出来事だった…―。

 

 

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