2023-03

覚醒後スチル画像

【夢100】陽影 覚醒後の姿

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通常ストーリー

月SS あの頃と同じ

父王からクローディアスの王位継承権が7歳になっただけでは認められないと聞いて…… 全身が、心が……絶望に支配された。 (……私に生きる資格はない) それは、オフィーリアを失った時に決められたこと…―。 あの優しい、白い花のように可憐な女性を...
通常ストーリー

月最終話 何でも……

レイヴン「私は、生きなければならないのですか……?」 気だるげな夕陽が、彼の頬に影を作っている。 (こんな悲しい顔……はじめて見た) 何も映していないように見える彼の瞳に、次々に涙が溢れる。 (レイヴンさん……) (私、間違ったことをしてし...
通常ストーリー

月7話 泣く資格

翌日…―。 (これで、よかったんだよね) 私は茜色に染まる空を見上げる。 近づいてくる足音が聞こえ、そっと目を閉じた。 レイヴン「あなたの仕業ですね?」 大きく息を吸い、呼吸を整える。 朝一番でトロイメアの姫として国王陛下に謁見を申し込み、...
通常ストーリー

月6話 生きて……

その夜…―。 (どうしたら、いいのかな……) 窓の外を見つめながら、私は一人思いを巡らせる。 (大切な人を忘れて欲しいなんて言えない) (“誰か”がいなければ意味のない人生だって、あるのかもしれない……) (でも……私は、レイヴンさんに生き...
通常ストーリー

太陽SS 許されない

クローディアスと〇〇様とピクニックに行った後…-。 日暮れの迫る部屋の中、私は一人、考え込んでいた。 (オフィーリアを失ってから、私はこの命の果てる時を望み続けていた……) (だというのに……) (〇〇様の笑顔がまぶたの裏から離れない……)...
通常ストーリー

太陽最終話 震える肩

その夜…-。 私は、部屋で一人考え込んでいた。 (クローディアス君の泣き声が、耳から離れない……) ソファーに座り、膝に顔をうずめた時…… レイヴン「〇〇様」 扉がノックされ、レイヴンさんが入ってきた。 レイヴン「先ほどは、大変失礼致しまし...
通常ストーリー

太陽7話 白い花

翌日…-。 レイヴンさんにお願いして、私達はクローディアス君を連れてピクニックに出かけていた。 クローディアス「とってもいい天気だね」 〇〇「本当。すごく気持ちがいいね」 レイヴン「クロード、いい天気ですね? だろう」 レイヴンさんが言葉を...
通常ストーリー

太陽6話 にじんだ星空

その夜…-。 (どうしたら、いいのかな……) 窓の外を見つめながら、私は一人思いを巡らせる。 (大切な人を忘れて欲しいなんて言えない) (“誰か”がいなければ意味のない人生だって、あるのかもしれない……) (でも……私は、レイヴンさんに生き...
通常ストーリー

第5話 クローディアスのお願い

翌日の夕方…-。 ――――― 執事『レイヴン様でしたら、熱も下がりお庭で風に当たっていらっしゃいますよ』 ――――― 執事さんからそう伺って、私は庭へとやってきていた。 (レイヴンさんの様子が気になる……) ――――― レイヴン『オフィーリ...