2023-02

通常ストーリー

太陽7話 きっかけと、惑い

私の話を聞いたエドモントさんは、ひどく驚いた顔をしていた。 けれどすぐにいつもの調子に戻り、意を決した表情で口を開いた。 エドモント「……行こう」 男の子の家へ向かう道中、エドモントさんは驚いた理由について話してくれた。 昔、街に来ていた時...
通常ストーリー

第6話 来訪者と、事件の始まり

エドモント「もう、スラムの話はやめよう」 エドモント「それに、あの場所は視察の結果、取り壊すことが決まったんだ」 ◯◯「ま、待ってください......」 エドモント「これは決まったことだから。あそこは……危険なんだ」 まるで意地になったよう...
通常ストーリー

第5話 揺れる過去と、結末

街の視察からエドモントさんと戻り、そのまま彼の部屋へ通された。 綺麗に整えられた豪華で品のいい部屋の中で、椅子に向かい合って腰掛ける。 エドモント「本当に何事もなく見つかって、よかったよ」 ◯◯「心配かけて、ごめんなさい」 エドモント「いい...
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第4話 スラムの事情と、彼の手

街へ到着すると、エドモントさんはすぐに視察を始めた。 エドモント「この辺りは以前と変わらず、綺麗なままだね」 大臣「そうですね。しかし一歩裏へ回れば、スラム地帯は悪化の一途を辿っております」 エドモント「具体的には」 大臣「老朽化はかなり深...
通常ストーリー

第3話 スラムへの招きと、不安

その翌朝…ー。 (昨日エドモントさんの言っていたスラムのことが気になって、あまり眠れなかった……) 胸に引っかかる気持ちが抜けなくて、私は気分を変えるため、中庭へ足を伸ばすことにした。 美しい花の咲き誇る中庭に出ると、何やら話し声が聞こえて...
通常ストーリー

第2話 紅茶と、彼の微笑み

エドモント「……もしかして、市街地に寄ったの?」 エドモントさんの瞳が、惑うように揺れている…… エドモント「いいかい、◯◯。 もう二度と、ひとりで市街地に行ってはいけないよ」 突然のその言葉に、私は…… ◯◯「はい、わかりました」 さきほ...
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第1話 一輪の花と、彼の表情

紅茶の国・ダジルベルク 蒼の月…ー。 澄んだ空高くに、太陽が昇る頃…… エドモント王子に招待された私は、城に向かい、絵画のような街並の中を歩いていた。 (ティーパーティのお土産は、このクッキーで大丈夫だよね) クッキーを手に、洋菓子屋さんを...
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【夢100】エドモント ストーリー

覚醒前 第1話 一輪の花と、彼の表情 第2話 紅茶と、彼の微笑み 第3話 スラムへの招きと、不安 第4話 スラムの事情と、彼の手 第5話 語られる過去と、結末 第6話 来訪者と、事件の始まり 太陽覚醒 太陽7話 きっかけと、惑い 太陽8話 ...
覚醒後スチル画像

【夢100】エドモント 覚醒後の姿

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月SS プレゼントの代わりに

クリスマスに彩られた私の空中庭園で・・・・ー。 サンタを模した衣装に身を包んだ○○嬢は、不思議そうに首を傾げた。 ○○「帽子屋さんは、いったい私をどうしたいんですか?」 ただ静かに微笑んだまま、彼女の頬を指先で撫でる。 (○○嬢はやはり気づ...