新春初あそび 太陽7話 大凶の力 空はどこまでも澄んで、おめでたい新年の日を祝福しているように見える。けれど……○○「フロストさん、大丈夫ですか?」私達の周りだけ、不穏な空気が流れているような気がした。フロストさんは、ぶつけた頭をこすりながら、子ども達に羽根を返しに行く。フ... 新春初あそび
新春初あそび 太陽6話 怪我の予言? フロストさんの嫉妬が嬉しく、背中に寄り添ってからしばらくの時が経ち……フロスト「おい、あれを見ろ」照れ隠しなのか、フロストさんが近くの建物を指し示す。フロスト「おみくじ、と書いてある。確か、一年の吉兆を占うものではなかったか」○○「はい。引... 新春初あそび
新春初あそび 第5話 やきもち 舞台の幕が降りる…―。私の隣で腕組みをしていたフロストさんが、一つ大きなため息を吐いた。フロスト「……」(フロストさんが教えてくれなかったところは、意味はわからなかったけど)(フロストさんが遠くてドキドキも遠のいた分、目で楽しめたな)○○「... 新春初あそび
新春初あそび 第4話 不機嫌なフロスト お腹いっぱいお雑煮を食べた後…―。お出かけをすることになり、私達は街へとやってきていた。フロスト「賑わっているな。九曜は豊かだ」晴れ着を着た人々で賑わう街は、色とりどりに飾りつけられている。木枯らしが強く吹いているのに、フロストさんはちっと... 新春初あそび
新春初あそび 第3話 お雑煮作り 高くまで登った太陽が、木の枝に残っていた雪を溶かしていく。窓の外の雪解けの音を聞きながら、私達はおせちのお膳を囲んでいた。フロスト「うまい……が、これでは腹にたまらん」ひとしきり食べてから、フロストさんがお箸を置く。○○「じゃあ、何か作りま... 新春初あそび
新春初あそび 第2話 穏やかな新年 静かな室内で、微かに彼の衣擦れの音が聞こえる。(やっぱり……フロストさんの前にいると、少し緊張する……)窓の外の雪を眺める彼に、恐る恐る話しかけた。○○「……どうぞ」仲居さんが持ってきてくれた杯を、フロストさんに手渡す。フロスト「ああ」杯に... 新春初あそび
新春初あそび 第1話 新年の挨拶 昇ったばかりの太陽が、微かに雪の残る大地をキラキラと照らしている…―。(ちょっと早かったかな)元旦の朝、私はフロストさんに誘われて、九曜を訪れていた。ー----フロスト「暮れに公務で九曜を訪問し、そのまま新年の休暇を過ごす。お前も来い」ー-... 新春初あそび
通常ストーリー 【新春初あそび】フロスト ストーリー 覚醒前第1話 新年の挨拶第2話 穏やかな新年第3話 お雑煮作り第4話 不機嫌なフロスト第5話 やきもち太陽覚醒太陽6話 怪我の予言?太陽7話 大凶の力太陽最終話 幸せな一年のはじまり太陽SS フロストの初めて月覚醒月6話 不穏な予感月7話 ... 通常ストーリー新春初あそび
通常ストーリー 月SS 胸搔き乱すもの 雨が窓を叩く朝・・・―。俺は、眠る○○の傍に佇んでいた。(まだ、目覚めないのか・・・・・・)昨日俺を迎えに街へやってきた○○は、降りしきる雨に打たれ、熱を出したようだった。(雨の中傘を届けにくるなど・・・・・・馬鹿な奴だ)微かに開かれた唇か... 通常ストーリー