翌日、アンタレスさんとの約束通り、彼の来訪を部屋で待っていると・・・-。
ノックの音がしてアンタレスさんが部屋まで向かえに来てくれた。
アンタレス「迎えに来たんだが、その前にこれを・・・・・・」
そう言ってアンタレスさんが差し出してくれたのは、
とてもセンスよくラッピングされた一つの小箱だった。
○○「素敵・・・・・・」
アンタレス「開けてみろ」
言われるままに、リボンをほどいて箱を開けてみると・・・-。
○○「わあ・・・・・・可愛い!」
箱の中は、細かく仕切られており、小さくて可愛いチョコの粒が並んでいた。
アンタレス「アンタが好きそうなチョコを選んできた」
○○「ありがとうございます。可愛いし、とっても素敵です」
アンタレス「喜んでくれてよかった。じゃあせっかくだから、俺の部屋で食べよう」
○○「っ・・・・・・」
そう言い終える前に、アンタレスさんの手がそっと私の背に添えられる。
自然な形で促されて、どきりと鼓動が打ち鳴るのを感じたのだった・・・-。