2023-01

通常ストーリー

月SS 優しさに甘えて

太陽が沈み、世界が夜の闇に包まれる頃…―。ミカエラ「○○……」僕はベッドに身を預けながら、彼女の名前をそっとつぶやく。ー----ミカエラ「ごめん……これは僕の……ただのミカエラとしての君へのお願いなんだけど、今夜……僕の部屋に来てほしい……...
通常ストーリー

月最終話 悲しみに暮れて

この日、議事堂前の広場で起こった衝突は鎮静まで長い時間を要し、夜にようやく収まると、広場は一時的に閉鎖された…―。その顛末を、城に戻った私は侍女さんから聞かされていた。(ミカエラさん、城へ戻るまで一言も口を開かなかった。きっと落ち込んでいる...
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月7話 突然の騒動

初日の議会は結局、話し合いがまとまらず、まずは議会内での票決を取ることが決定した。そして数日後、票決が行われる二度目の議会の日…―。○○「そろそろ結果が出るかと思うと落ち着きませんね……」ミカエラ「うん、すべての開票までにはまだ時間が掛かる...
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月6話 ミカエラの訴え

ミカエラさんが、この国を変えようと、決意をした夜から数日…―。国の中心にある議事堂で、議会は開かれた。けれど…―。議員 1「確かに危険なことはわかりますが、管理するとなると、任命された者の身に危険が……」議員 2「この白い翼を瘴気に穢される...
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太陽SS 秘密の場所で

禁止区域と黒い羽を持つ人々について、今後前向きに検討すると決定してから、数日後…-。僕は○○の手を引いて、大切な思い出の場所である花畑へとやってきた。○○「……ここは?」ミカエラ「ここは僕とごく一部の友達だけが知ってる秘密の場所。禁止区域が...
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太陽最終話 僕の天使

それから…-。ミカエラさんは精力的に自らの意見を通すために、アルビトロの重鎮達を必死の思いで説得し始めた。そして…-。数日が経過した頃、再び議会が開かれた。ミカエラ「この度はもう一度、禁止区域と翼が黒色化した者達の問題を取り上げたいと思いま...
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太陽7話 幼少の写真

数日後…-。満天の星の下で、私は議会のことを思い出していた。(ミカエラさん……)―――――議員1『恐れながら……ミカエラ様はルシアン様のことで感情的になっているだけでは?』ミカエラ『……!』―――――結局あの後、ミカエラさんが意見を強く主張...
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太陽6話 ミカエラの主張

数日後…-。ミカエラさんの言う通り、アルビトロの議会が開かれた。私も傍聴席で、ミカエラさんの姿を見守っている。しかし…-。ミカエラ「危険な場所だからこそ、不慮の事故を無くすために国を挙げて管理をすべきだと訴えているのです!。 また僕は同時に...
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第5話 禁止区域の真相

いつの間にか陽は沈み、夜の帳が下り始めている。部屋の片づけを終えた後、私達はソファに並んで座り、禁止区域のことについて話していた。○○「……では、あの深い森の奥に禁止区域が?」ミカエラ「……正確には森の奥にある天の国との国境付近なんだ。 昔...
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第4話 意外な一面

翌日…―。私は城の客間にある窓から、昨日と同じ色に染まる街並みを見て、ミカエラさんのことを思い出していた。ー----ミカエラ「あの森の奥には禁止区域と呼ばれる恐ろしい場所があるんだ……決して、あの場所には近づいちゃだめだよ」ー----穏やか...