月7話 たった一つの願い 通常ストーリー 2023.01.22 (私の願いは……) 手の中で光る流れ星を見つめる。 その気持ちが心の底から溢れ出て、願わずにはいられなかった。 (星屑時計よ、止まって……!) 途端、流れ星が私の手から飛び立ち、星屑時計が輝く。 次の瞬間……星屑時計は輝きを失い、ただの砂時計のようになった。 シュテル「……何が起こったんだ?今まで、こんなことは……まさか」 シュテルさんは、細く息を吐き、流れ星を生み出そうとする。 けれど、ただ吐息の音が響くだけで…… シュテル「力が……」 シュテルさんは、呆然と自分の手を見つめていた…―。 <<第6話||<<太陽SS||月8話>>