2022-12

通常ストーリー

月9話 国を守るために

洞窟の中でアポロと寄り添って眠っていた、翌朝のこと…ー。○○「……アポロ?」目を覚ますと、どこにもアポロの姿はなかった…ー。………まだ完全復帰とはいえない体を引きずり、アポロは戦地に立っていた。侵略軍1「アポロ王子だ!!」侵略軍2「馬鹿な…...
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月8話 民の寝返り

城で襲撃を受けたアポロと私は、二人で城から逃げ延びた…ー。向かうは街しかなく、力を使い意識が朦朧とし始めたアポロを支え、私は助けを求めた……○○「すみません! どなたか……どなたか手を貸してください!」けれど……国民「お、おい……あれは、ア...
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月7話 厳重な警備の城で

アポロのお兄様が攻め入った後…ー。城は以前にも増して厳重な警備がされるようになった。アポロ「……」今日は、少し外の空気に当たろうと、アポロと一緒に中庭で過ごしているけれど、彼の表情は、厳しく険しいままで……(アポロもやっぱり、神経質になって...
通常ストーリー

太陽SS 最愛の女に向けて

俺が生み出した劫火が、父と兄を焼き尽くす…ー。それは同時に、俺の心臓の楔を抜くことができる者をこの世から消してしまったということだった。(後悔などはない)力を使いすぎた俺は、あの後……深い眠りに落ちてしまった…ー。限界まで使い切った力の代償...
通常ストーリー

太陽最終話 太陽の英雄

ーーーーーーアポロ「民のために戦う。そうすべき時だ」ーーーーーーアポロの瞳に宿る炎が、決意に燃え上がる…ー。城の奪還と、民を守るために、アポロがまず考えたことは…街の人々で私兵を組み、城へ乗り込むことだった。アポロ「俺を信じろ。貴様等はただ...
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太陽9話 民のために

私とアポロは、ひとまず身を隠すためではあったけれど…街の人の助けを得て、領の離れで生活を始めた。(ここへ来てからのアポロ、以前とは全然違う顔をみせてくれるようになったな)子ども「あーっ、アポロ様っ、お野菜のお水は、もっとやさしくしてあげてく...
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太陽8話 助けになりたい

漆黒の空に、月が不安げに淡い光を宿している…ー。城を追われた私達は、街へと下りていた。けれど、その道すがら…(アポロ…様子がおかしい?)アポロは呼吸を荒くして、肩で大きく息をしていた。アポロ「…っ…くそっ、頭が回らん…!!」○○「アポロ…!...
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太陽7話 落ち着きを取り戻した城で

ーーーーーーアポロ「多少は、会いたいと思った」アポロ「そう、その呆けた顔が早く見たいと思ったのだ」ーーーーーーそれから…ー。アポロを連れて、私は彼の部屋へと戻った。太陽は既に落ち、外には漆黒の闇が広がっている。急襲を受けて騒然となっていた城...
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第6話 アポロの兄

それはアポロが遠征へ出てからすぐのこと…怒号のような叫び声や、地響きのようや足音に、私は慌てて、城の部屋から飛び出した。(何が起こってるの…!?)廊下に出てみれば、城の人々が逃げ惑うようにして駆けている。○○「あのっ!何があったんですか?」...
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第5話 姫としての価値

ーーーーーアポロ「おかげで、良いことを思いついた」ーーーーーそれから…ー。彼に強引に連れられて、向かった先は…アポロ王子の領から遠く離れた、彼のお父様が住んでいらっしゃるという王宮だった。(道中、すごく念も押されたし…どういうつもりなんだろ...