2022-12

通常ストーリー

第2話 花霞の道

先ほどの通り雨で、無数の桜の花びらが散ってしまっていた。 ○○「綺麗だったのに……たくさん散ってしまいましたね」 桜花「大丈夫ですよ」 桜花さんはにっこりと微笑むと、花の落ちた枝の下へと歩き出す。 ○○「桜花さん?」 もう一度私に向かい微笑...
通常ストーリー

第1話 花時雨の迎え

四季の国・蓬莱、陽の月…―。 地にも空にも、うららかな春の光が降り注いでいる。 爽やかな風が吹き、私の頬を撫でていく。 (暖かくて、心地よい) その時…―。 (雨……?) 突然、空から水滴が一粒、二粒……とこぼれ落ちてきた。 私は桜の木の下...
通常ストーリー

桜花 ストーリー

覚醒前 第1話 花時雨の迎え 第2話 花霞の道 第3話 藍紫色の呪術師 第4話 花嵐の予兆 第5話 大切なあなた 第6話 許されないと知りながら 太陽覚醒 太陽7話 刻限 太陽8話 紫黒色の呪い 太陽9話 果敢な想い 太陽最終話 命をかけた...
覚醒後スチル画像

【夢100】桜花 覚醒後の姿

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マリンサイド

月SS 束の間の幸せ

穏やかな波の音が響いている。 オレ達は穴場の入り江から出て、アイスを買うために歩いていた。 (ずっとオマエに会いたかった…なんて、素直に言えるわけねえよな) 隣を歩く〇〇を直視できない。 (くそっ。照れくさくてオマエの顔ちゃんと見れねえわ…...
マリンサイド

月最終話 浜辺まで競争

私と陽影さんは、ビーチへ向かう途中、海に突き出た高台を見つけて寄り道をした。 私が驚かせてしまったせいで、尻餅をついた陽影さんが、起こしてくれというように手を伸ばしてくる。 ドキドキしながら、その手を掴むと…―。 〇〇「……!!」 ぐいと強...
マリンサイド

月5話 海の上の高台で

人影のない穴場の入江を見つけた私達は、アイスを買うため、一度その場を離れた。 ビーチに向かって砂浜を歩いていく途中で、見晴らしのいい高台が見えてきた。 陽影「お、ちょっと登ってみないか」 〇〇「はい」 海に突き出た形の高台から、浜辺のほうを...
マリンサイド

太陽SS まぶしいオマエ

心地よい潮風が、オレ達の頬を撫でていく…-。 オレと〇〇はアイスを食べながら、最初に見つけた入江を目指して歩いていた。 (並んで買って、よかったなぁ) 幸せそうにアイスを食べる〇〇の顔を見ていたら、嬉しくなってしまう。 (だーくそっ! やっ...
マリンサイド

太陽最終話 ふたりのビーチバレー

陽影さんが買ってきてくれたアイスを食べながら、最初に見つけた入江を目指して、のんびり歩いていく。 陽影「それで?待望のアイスの味はどうだ?」 ○○「はい、すごく美味しいです!」 満面の笑みで答えた私を見て、陽影さんが吹き出す。 陽影「オマエ...
マリンサイド

太陽5話 アイスを買いに

人影のない穴場の入江を見つけた私達は、アイスを買うため、一度その場を離れた。 入江からパラソルの乱立するビーチまでそう離れていなかったのに、こちらは別世界のような賑わいだ。 陽影「うわ……!この人出じゃ、街中にいるのと変わらないな」 この混...